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【都知事選2020】コペル&アヤより最後のお願い!その3 「嘘つきVS正直者」正直者が勝つ世の中を将来世代に遺したい

7時、12時と、立て続けにnoteを公開してまいりました。

もう体力も時間も尽きてきたので、これが本当にコペル&アヤの「最後のお願い」です。

最後に言いたいことを5点ほど書いておきます。

1 30年諦めなかった男

宇都宮けんじ先生は6/20吉祥寺駅の街宣で、「グレーゾーン金利の撤廃は、自分が生きているうちには実行できないと思っていた」と語っています。

法律を改正するには、国会議員に動いてもらう必要があります。

自民党や公明党などは、企業から多額の政治献金をもらっている関係もあって、多重債務者のための法改正に協力してくれる議員は最初はほとんどいなかったようです。

しかし、宇都宮けんじ先生たちの地道な活動が世論を変え、自民党や公明党の中にも、法改正が必要という声が徐々に生まれていき、結果、宇都宮けんじ先生がサラ金・ヤミ金問題に取り組んで30年後、2006年に上限利息が20%となる他、さまざまな改正に成功しました。

社会を変え自分や大切な人の幸福度を高めるためには、このような「諦めない気持ち」が必要だと思います。どうせ選挙に行っても変わらない、と諦めてしまったら、それこそ永遠に良くなることはありません。

2 論理と知性

安倍首相、小泉進次郎大臣、小池知事、吉村知事、橋下氏、松井市長、トランプさん。

昨今に政治家に共通しているのは、論理と知性の欠片も感じられないということです。政治家として以前にヒトとしてまったく信用ができません。

一方、例えば宇都宮けんじ先生の7/3 19時の記者会見ではこのように語られています。

「公職選挙法を改正して、選挙の際には必ずテレビ討論会を実施するように義務づける必要があるように思う。特に1000万人以上の有権者がいる東京都の場合、仮に1万人を街頭演説で集められたとしても、有権者の0.1%にしか政策や想いは伝わらない。法定ビラを規定の上限枚数配布しても有権者全員には到底届かない。テレビ討論は選挙に不可欠なのです。」

具体的に数字で根拠を示せる論理と知性。リーダーに求められるのはこういう能力であって、やってる感やイメージだけのキャッチコピーやカタカナ言葉ではありません。

3 質問にきちんと答えられる

出馬会見も含めて、宇都宮陣営は全部で4回もの記者会見を行いました。

いずれも、記者からの質問すべてに、内容的にもごまかしたりはぐらかしたりすることなくきちんと答えています。

プロンプターの朗読や芸人並みのフリップを見せられ続けて、すっかり忘れそうになっていましたが、本当の記者会見とはこういうものであります。

また、公開質問状に対する小池氏の回答を見ると、論評にも値しないひどい内容です。自分の言いたいことだけ言って、問いにはまったく答えていません。国会における安倍さんや閣僚もそうですね。

高校を受験する中学3年生ですら、面接の指導で「質問に正対してちゃんと答える」ということを練習します。

せめてそのくらいの資質を日本の政治家に求めることは、今の日本にあっては贅沢なことなのでしょうか?

4 医療従事者を少しでも敬うなら絶対に小池氏に投票するな

詳細はこちらの記事に書きましたけれども、最前線でがんばる医療従事者を後ろから刺しているのが小池都政です。保健所も都立病院もかなり弱体化しています。

小池百合子氏に票を投じることは、医療従事者に唾を吐きかけているのと同じ振る舞いであることを自覚してください。

5 組織票の罪

個人が組織の主義や方針に心から賛同しているのであれば、組織票自体は問題ありません。

しかし、勤めている会社などから「小池百合子氏に投票しろ」と命じられて、あなたが本心では納得していないのであれば、大問題です。

憲法15条4項には、「選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない」と、自由選挙の原則が明記されています。投票は、自らの自由な意思により行われなければいけません。

また、公職選挙法の第1条には法の目的として、「その選挙が選挙人の自由に表明せる意思によつて公明且つ適正に行われることを確保し、もつて民主政治の健全な発達を期すること」が謳われています。

ですから、例えば会社や上司が「小池氏に投票しろ」と命じたり圧力をかけたりすることは、憲法にも法律にも抵触する行為です。

さらに、誰に投票したかを詮索するのも違法です。

同じく憲法15条4項が、「すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない。」と秘密選挙の原則を定めています。

よく考えて、会社や組織の言いなりになることなく信念と良心にのみ従って必ず投票をしてください。

✅「誰に投票したか」がバレることは基本的にあり得ません。

✅憲法には「秘密選挙」の原則が明記されています。誰に投票したかを詮索したり、特定の候補者に投票した、あるいはしなかったことを理由に不利益な扱いをしたりするのは違法です。

安心して、ご自身の意思で選択してください。

☆コペル&アヤから最後に言いたいこと

前川喜平氏は早々にTwitterで、今回の都知事選は「嘘つきVS正直者」の闘いである、と非常にコンパクトに事の本質を表現して見せました。その後の小池知事の発言やコロナ対策(のやる気のなさ)は、まさに前川氏の発言とおりの状況になっています。

私は、水戸黄門や半沢直樹のように現実世界も正直者が勝つ世の中であってほしいですし、正直者が勝つ世の中を将来世代に遺したいと切に願います。

民主主義において、選挙に行かず選挙権を放棄するということは、

「私は奴隷になります。私や大切な人が殺されたり酷い目に遭っても異議を唱えません」

と意思表示しているのと同じだと思います。

投票率は、民主主義の成熟度を表すバロメーターでもあります。

残念ながら日本の選挙は国政も地方選挙も投票率は低いです。

しかし、

投票率が上がれば政治が変わります。

政治が変われば社会が変わります。

社会が変われば、あなたや大切な人、子や孫など将来世代の幸福度が大きく変わります。

投票所は感染対策もなされています。

必ず、投票に行ってください。

あなたの一票には、今だけでなく、未来の都民の生存権までもがかかっているのです。

東京から日本を変えましょう。

最後までお読みいただき、真にありがとうございました。

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