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終止符を打つように


あの人から貰ったシャンプーが、
なくなろうとしている。

新しいものに変えてしまうことが、
寂しいだなんて。

決意とは裏腹に、
まだその場から足を動かせないでいる私を、
誰が叱咤してくれるだろうか。

あの人の言動や態度に、
たくさん傷付きもしたのに、
大切に扱ってもらった感覚は消えようもない。

気持ちは行き場を失って彷徨うばかり。


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