ミモザケーキを焼いて お茶しましょ
桃の節句まで桃色に染まっていたお花屋さん。
桃の節句が終わった翌々日からは桃色からミモザ色に塗り替えられたみたいに、店先はミモザの花束で溢れていました。
ミモザの日だからというわけでもなく、ミモザの花が満開のころ、あまりにもきれいすぎるミモザの花へのオマージュとでもいった感情から、ミモザを愛でるブランチやランチを作り始めて、もう十年になります。
今年は久しぶりにミモザケーキを焼いて
お茶しましょ。
「いっしょにミモザケーキ、作ろ」
「わぁ、楽しみ」
15歳少女との約束。
彼女が来るまでにスポンジケーキを焼いて、カスタードクリームを作って冷蔵庫で冷やしておきます。
あとはすべて少女にまかせます。
ミモザの花が
ふわっと
幸せを運んでくれた春の一日
少女の笑顔が何より嬉しかった
ミモザ満開の日
私、ミモザを描いた画家がいたことをまったく知らなかったのです。
想像さえしていませんでした。
makilinさんからのコメントで教えてもらい、すぐにネットで画像を検索、観た瞬間に作品の虜になりました。
モイズ・キスリングがミモザをお気に入りで、何枚も描いていたこと。
教えてもらわなかったら、ずっと知らなかったでしょう。
ミモザの量感とゴージャスさ、花瓶やほかの花とのアレンジの組み合わせに、はっと息を飲みました。
makilinさん ほんとうにありがとうございました。
いつかこれらの作品を観たい・・・
(日本の美術館も所蔵しているのです)