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【大学受験】そっか、受験って怖いんだ

一日一日時間の流れが急に速くなった気がして焦っているGingaです!!

今回は真面目に取り組んでるからこそ感じた、去年とは違う受験に対しての考え方を書いていこうと思います!!

それでは行きましょう!!!

やればやるほど受験が怖くなる

11月中盤、鉛色の空の札幌に鋭く冷たい風と共に遅めの初雪が降った。

受験が迫るこの時期の初雪は共通テストへのラストスパートの始まり、いわば「ラスト1周の鐘」である。

地力は間違いなく定着している。

特に英語の伸びが著しく自分でも驚くばかりだ。

4月から自分は「受験の時には力試しが楽しみになるレベル」を目指して勉強してきた。

しかし不思議なことに勉強すればするほど「ここに抜けがありそうだ」とか「ここまだ定着してなくね?」とか不安要素が出てくるのである。

そう、今の自分は受験が楽しみという目標に近づくどころか寧ろ遠のいているのである。

しかも奇妙なことにこの恐怖感は去年はなかったものだ。

これが浪人生特有の「恐怖心」と言うやつなのかは分からないが、ここに来て初めて受験とは何かを思い知らされた気がする。

今こそ自分に厳しく

結局その恐怖心をどこで拭うかというと「圧倒的に人よりやる」ということしかない。

受験勉強も終盤戦とあって、精神的にも肉体的にも厳しい状況はみんな同じでそれは至極当たり前のこと、そこで粘り切る強さが心身ともに必要である。

もう模試も全て終わり、授業も終わり、あとは共通テストに向けて突っ走るだけの今こそ自力が試されている。

自己マネジメントもそうだし、睡眠や食事といった勉強以外のところでどれだけ意識を高く持てるか。

ここで負ける人間にはなりたくない。

改めて去年の苦い思いを思い起こしてみても「もうあんな惨めな思いはしたくない」という気持ちはもちろん変わらない。

その悔しさと今ちゃんと実力が伸びていることを自信として残りの時間を使っていきたい。

自分はもっとストイックにやっていかないと受かる立場じゃない。

自信を過信にしない

この浪人生活で自分の人生は既に変わり始めている。

学力もさることながら、学習に対する考え方が大きく変わり、自分の中での大学の価値は日に日に上がっている。

間違いなく今の自分には「いい流れ」が来ている。

ただ、そういう今こそ意識しなければいけないのは自信が過信になることだ。

自分の実力はもちろん増強しているが志望校に対して考えると足りてはいない。

決して余裕がある訳では無い状況に今いることを認識しなければいけないし、今好調な科目も本番上手くいくかどうかとは直接関係がある訳では無い。

共通テストという存在がまだまだ歴史が浅いのでどんな問題が出るのかも未知数である。

もしかしたら今まで見たことの無い問題に出くわすかもしれない。

だから今の自分で納得してしまうのは本当に危ない。

「これぐらいやっとけば…」は存在しない。

意外と俺ってひとりじゃないらしい

浪人している自分から「受験って団体戦とか嘘だべ」とか思ってる現役生に言っておきたい。

受験はマジのマジで団体戦である。

というか団体戦にせざるを得ない。

個人戦だと間違いなく最後の最後にパンクする。

現役生だと常に周りの生徒という身近な受験生と生活を共にしているので気づきにくいものではあるが点数を競ったりして互いのモチベにするという何気ない行為は団体戦に繋がるものだ。

だから精神的にキツいとき一緒にいてくれる学校の仲間は大事にした方がいい。

では浪人生はどうかと言われるとそれが意外と個人戦にはならない。

浪人生の強みは同級生たちが皆大学生であることだ。

実際に成功体験を経験した人から話を聞いたりできるし、浪人という選択肢をとえる人は受験改革が進む今の時代ではなかなかいないので結構応援されがちだ。

そして自分は予備校で新たな人間関係も生まれたので、そういう仲間は大事にしたい。

自分の第1志望には高校時代に仲良くしてもらった先輩がいたり、大好きな予備校の先生の出身校ということもあってモチベはずっと保たれている。

困った時はそういう「先輩たち」の助けを貰いながら、みんなの力で頑張りたい。

日本シリーズから「弱者の戦い方」を学ぶ

もちろん勉強は大事だが、そういう時こそ全然勉強と関係ないことに目を向けてみる。

完全に自分の私的な趣味の話になってしまうことを先に謝っておこう。

今はプロ野球の日本シリーズだ。

今年はオリックスとヤクルトという共に去年のリーグ最下位チームが勝ち上がってきた。

そして連日お世辞抜きに熱戦を演じている。

この両軍にはどうしても今の自分と重ねてしまうところがある。

どん底の状態から1年で這い上がって、輝かしい舞台で野球をする姿は本当に浪人生にとっては希望の星とでも言うべきものである。

たった1年でこのレベルまで持ってくることは出来るということ、本番でベストパフォーマンスを発揮するためにすべきことがこのシリーズには詰まっている。

一球一球を大事にしているし、ミスは引きずらない。

互いに助け合い、いい雰囲気で野球をしている両軍から「厳しい時こそ楽しむ」ということを感じた。

楽しむというのは周りが良く見えていないとできない。

自分も厳しい今こそ学ぶことを楽しもうと思った。

そしてヤクルトの言う通り「絶対大丈夫」の精神で気持ちを強く持とうと思ったし、オリックスの言う通り「全員で勝つ」気持ちで周りの仲間と一緒に残りの時間を過ごしていきたいと思った。

今年のカードがこの2チームで本当に良かった。

しなやかに舞う燕の柔軟さとアツい魂の猛牛から厳しい受験を戦うために必要なものを教えてもらった。

最後に

さあいよいよ共通テストまで残り50日を切りました!!

気持ちだけは誰にも負けず、去年の自分を見返してやりたいです!!

受験生の皆さん、ここで粘ってその先の大学生活を意地でも勝ち取りましょう!!!

以上ありがとうございました!!!

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