人生がいい方向に変わった書籍〜はじめての目標達成ノート〜
2025年
「今年こそは昨年よりも充実した1年を送りたい。」
誰しもが思うこと。
私も今年こそは入院せずに1年健康で過ごしたい!
と思ってます。
しかし、1月の最初に意気揚々と目標を立てても結局は断念してしまう人が多いのでは。
そして、12月の暮れになって
「あーあ、今年も目標が達成出来ずに終わったなぁ。」
「目標立てても達成出来ず、自分はダメなヤツなんだぁ。」
それは、間違っている。
皆さんは「目標を達成する」っていうこと自体が違っていて、最初にすることは「なぜその目標にして、そして達成したいのか?」
です。
明確な道しるべがなければ人は動けなくなり、そして挫折し、暮れになって落ち込む。
そんなバカバカしい1年を過ごさないためにしてくれるのが・・・
原田隆史さん著「はじめての目標達成ノート」
この本はいわゆる「原田メソッド」のやり方が凝縮されたノートであり、「成功は技術だ!」が分かる1冊になってます。
これを駆使すれば、自分の描く未来に近づけます。
この記事では特に印象が残った項目をピックアップしたいと思います。
しかし、この記事全部見る必要はありません!
目次で気になったものにクリックし、見て実践するだけでいいです。
1.自分の「1ヶ月目標」を設定
まずこの本は「夢を絶対に実現させる60日間ワークブック」を基にして、装いも新しく生まれ変わったノートです。
皆さんには、最初は大きな目標を立てるのでなく、「1ヶ月目標」を設定することから始めようということです。
1ヶ月目標が達成出来ない人が大きな目標を達成出来ますか?
原田さんは、まずは1ヶ月やり切ったという「小さな成功体験」を皆さんに味わっていただき、それを2回繰り返してもらい、「原田メソッド」の極意を学んでそして、習得してもらおうと考えてます。
どのように設定すればいいか?
それは6項目に沿って書き出し、習慣化させるもの。
1)自分にとって価値のある目標を設定する。
2)4観点で目標を広げ、モチベーションを高める。
3)オープンウィンドウ64(マンダラチャート)で目標を達成するための行動目標(ルーティン行動・期日行動)を洗い出す。
4)目標達成のシナリオとなる「目標設定用紙」を完成させる。
5)確実に階段を上がるための「日誌」を毎日書く。
6)ルーティンチェック表で、成功に近づく行動を習慣化する。
の6項目を取り組むこと。
2.目標達成のエネルギーは「自己効力感」
「成功は技術だ!」
その技術の土台として欠かせないのは「自己効力感」と「自己肯定感」の2つです。
そして、著者はこの2つを合わせて「自信」と呼んでます。
日本では「自己肯定感」の重要性が叫ばれていますが、自己肯定感のみで自分を成長させたり、高いパフォーマンスを維持したりつなげたりすることは難しいと著者は結論づけてます。
「夢を描いたり、大きな目標を実現させるためには、もっと強い、上向きのエネルギーが必要。それが『自分ならできる!』という、自分の能力に対する自信、つまり『自己効力感』です。」
と著者は唱えてる。
さて、自己効力感を高める方法とは・・・?
大谷翔平選手は高校1年生にして、原田メソッドの「オープンウィンドウ64」を実践していた。
彼が実践していたことを「マンダラチャート」として紹介されてましたね。
しかし、これを見て「自分には無理だ」
と感じた人は多いはず。
だが、著者は誰にでもできることだと。
大谷翔平選手のマンダラチャートに注目してみると、「運」の項目に「あいさつ」や「ゴミ拾い」など一見野球とは関係ないような項目がある。
しかしこの項目こそ誰でも自己効力感が高める方法だった。
ある試合で大谷翔平選手が試合中にグラウンドに落ちていたゴミを拾っていたシーンが取り上げられた。
本人は「ゴミは人が落とした運だ。ゴミを拾うことで運を拾うんだ」
と花巻東・佐々木監督からの教えだと。
だから「運」の項目に「ゴミ拾い」があるのだと。
皆さんなら例えば、1日1回「あいさつ」ができた、10分休憩時間で教室の床に落ちている「ゴミを拾った」
こういう「できた」「やれた」という「小さな成功体験」を毎日積み重ね、「自画自賛」を繰り返すことで、目標達成のエネルギーに自然と変わっていき「自己効力感」を高めることが出来たのではと。
皆さんだと
「今日の朝はアラーム1回で起きれた」
「卵がキレイに割ることができた」
「午後の授業を居眠りすることなく受けれた」
などのこういう小さな成功体験を自分なりに見つけ、そして出来たら褒めまくることで「自己効力感」が爆上がりします。
そして、これが自身の目標達成への近道になります。
3.自己肯定感を高める方法
では「自己肯定感」を高めるには・・・?
それは「ありがとうを受け取る行動」を意識して増やすことです。
ここでまた大谷翔平選手の「マンダラチャート」を参考に見てみると、
「感謝」や「思いやり」と記載されてる。
一見また野球とは関係ないような項目ですが、これこそが自分が「ありがとうを受け取る行動」だった。
感謝の効果は科学的にいろんなことにいいことしかない効果が証明されている。
・心の豊かさ
・年収UP
・美肌効果
・ダイエット効果
など実に20項目以上も科学的に証明されている。
その効果を大谷翔平選手は高校1年生で実証してしまった。
やっぱりすごい。
では、私たちが大谷翔平選手のようなすごいことができるのでしょうか?
できます!
それが「ありがとうを受け取る行動」=「人から感謝される」ことを極めることである。
つまり「5分ルール」を行うことです。
↑
これは本には書いてありませんが・・・
※5分ルールとは・・・
ペンシルベニア大学のアダム・グラント教授が提唱したルール。
自分の目の前にいる人に対して、
その行動が5分以内で終えることができるなら助ける。
ということ。
5分しか出来ないとかケチなのではと感じた人、いるのでは。
しかし、5分で人を助けようと考えると、必然的に自分の得意なことをやることになるため、「ありがとう」って言ってもらえるようになる。
そうすれば自己肯定感が上がるはずです。
アンパンマンのように「自分から困っている人へ迎えに行く」のではなく、「自分のことを第一に考えつつ周りを見渡しながら行動」するだけ。
もし「ありがとう」と言ってもらえない場合、その人は「詐欺師」と言っても過言ではない。
その人とは最低限の関わりを持つことすらなく、二度と絡まない方が良い。
成功者と言われいる人は人間関係においてはかなり厳しく、自分にとって不要と思う人は徹底的に嫌う性質を持っている。
4.言葉にして「書く」ことで、行動は変えられる
皆さんはあるゆるビジネス書を読んでインプットすることは得意かと思いますが、行動に移せないから仕事や勉強が思い通りにいかないのでは。
いわゆる「頭でっかち」状態。
なぜ読んだこと、学んだことをアウトプットしないのか?
おそらくアウトプットの方法を知らないから。
おそらく失敗を恐れて行動を移せないから。
理由は様々ですが、アウトプットしない人は全員「完璧主義者」であると言いたい。
アウトプットしない人(完璧主義者)は・・・
失敗したくないから行動しない
↓
行動しないから何も変わらない
↓
何も変わらないから自分の未来が不安になる
↓
そして何も出来ない自分に対して否定的感情を抱く
もう悪循環でしかない!自傷行為に突っ走っている!
じゃあどうすればいいか?
アウトプットしたこと、実践するだけ。
ミスしてもいいから実践するだけ。
思い返してほしいのは・・・
「自分の行動したことで取り返しのつかないミスがあったか」
ということです。
例)働いていた会社が倒産した
他人の人生を壊した
刑務所に入ってしまった など
思い当たる節があるならコメント下さい。
大体が上司から、お客様から、取引先から、家族から怒られ、反省文を書かせられるかと。
それ以上になると今は犯罪行為になるから、もし遭っているならすぐに警察に相談することをオススメします・・・
間違ってもいいから実践しましょう。
やらないと何も分からないし何も変わらない。
まぁ今のままでいいならそれ以上は何も言いません!
でも、本気で変えたいならインプットしたことをA4用紙でも、メモ用紙でも、要らなくなった雑紙の裏でもいいから思いついたことから書きましょう。
自分だけ見るものならうまく書こうとか思わず、箇条書きでもいいから書きましょう。
そして、自分の名前を言いながら「即実践」!
例)「たかし、書いたんだから今すぐやろう、チャンスは逃げるぞ」
(自分の名前がたかしなので・・・)
これで行動は変わり、人生が変わります。
「PDCAサイクル」は行動できる人にしか出来ないモノ
行動できる人になるにはまずは「DPCAサイクル」からに。
失敗とは・・・
「その行動をやめた瞬間のことであり、やり続けることは失敗ではなく成功の一歩手前」
とのこと。
だから「失敗は成功のもと」っていうのではと
「原田メソッド」は自分の人生を大きく変えるツールなので、やり方やアレンジすることで今より多くのことができるようになります。
一番は「目標達成ノート」を書いてから実行ではなく、書きながら実行することが人生を大きく変えるツールになります。
初めて読む人も多いかと思いますので、自己紹介の記事を貼っておきますので、こちらも読んでほしいです。