記録することで気づいた「食べる」ということ 〜今、何を食べていますか?〜
こんにちは、元彬です。
すっかり気温も下がり、秋の様相を呈してきました。
私の住む開田高原では、朝イチの気温が10℃を下回るように。
先週まで暑かったのに急に涼しくなったなぁ、と思いながら記事を書いてる今日はまた暑い。
不思議な気温の上がり下がりで体調も乱れがちですが、身体と相談しながら日々を過ごしたいものです。
さて、本日は
記録することで気づいた「食べる」ということ
について書きます。
「からだ創り」では食べたものを記録する
先日、私はこんな記事を書きました。
この中のルールの一つに
毎日食べたもの、摂取カロリー、体重睡眠時間、筋トレのメニューなどをアプリやエクセルや手帳に数字として記録
というものがあります。
食べたらすぐ書く。
コンビニでもスーパーでも栄養価を見たり、ネットで検索して、どんな食材でも書いていく。
しかしまだ慣れてないある時、食事記録を忘れた時があったんですね。
後から記録を取るために食事を思い出そうするが、なかなか出てこない。
その時にふと思ったんです。
「なんで今さっき食べたものを忘れるんだろう?」
ちなみに何を忘れていたか、というとカフェラテとプロテインバー。
遠征先でいただく差し入れのお菓子やコーヒー、お茶などなど
何日も前なわけでもなく、たかだか1〜2時間前の食事。
それが全然出てこない。
仕事に集中してるんだから当然なのかもしれませんが、
だとしたら
私はどれだけの食べ物を「美味しい」と思いながら食べていたんだ?
うっすらとした記憶を思い出してみると
・会社員時代はデスクワークしながらコーヒーと甘いもの
・指導時は遠征先で他の方と話したりする合間にしょっぱいお菓子
・ドライブ時のカフェラテ
今まではこんな感じで、物を口にしていました。
私の場合、こういう時は大概「これが美味い」と思ってはいません。
「何となく」
これが全て
元々、私はそこまでグルメではありません。
「高かろうが安かろうが美味しいものを食べる人生だったらいい。」
漠然とそう思って生きてきました。
しかし、もし今までの人生が少しでも
「ただ口を刺激するためのお菓子」「とりあえずのカフェオレ」
で満たされていた、と考えたら…
「それは寂しいな」
そう思いました。
記録することで気づいた「食べる」ということ
記録する、それをする事で手間が生まれます。
その手間ははっきり言って面倒くさい。
「そんな手間をかけて、しかもカロリーを摂るくらいなら、身体に良くて美味しいものを選ぼう」
という意識になりました。
つまり、自分で自分のために選ぶ。
そして選んで食べたものを噛んで、感じて、飲み込む。その感覚や体感を覚える。
これこそが私にとっての「食べる」だと気づきました。
今、何を食べていますか?
からだ創りを始めてから、以前より「食べる」を楽しんでいます。
減量しているのに「食べる」を楽しむ。
何とも面白い表現です。一見正反対にも見えます。
友人にも言われました。
「食事できる回数は限られているのに制限するなんて勿体ない」
確かにその通り。
でも、制限の中にも
「お腹空いたなどんなもの食べようかな?」
「ちょっと良い調味料使ってみよう」
「この組み合わせでスムージー作ってみよう」
「良い調理器具買ってみよう」
こんなふうにして食べることを楽しんでいます。
それを記録して次の食事に活かす。
身体の調子もいいものだからまた次の食事で工夫するのが楽しくなる。
無制限に食べていた頃とは全く違う景色を見ています。
毎食毎食が興味深くて美味しくて楽しい。
減量生活でこんな視点になるとは思っていませんでした。
辛いことばかりだと思われがちな減量生活に、こんな視点と少しの余裕を持っていただけると嬉しいです。
今、何を食べていますか?
良いからだ創り生活を!