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【オルタナティブ学童】まずは親が「長期的視点」を持とう

こんにちは!
2025年4月から今までの学童の常識を覆すオルタナティブ学童クラブを立ち上げようと思っている藤森です。

私の18年間の保育園・児童館・学童クラブ勤務で培った児童健全育成理論、
そして目指している理想の学童クラブについて綴っていこうと思います。

起業までの道程もストーリー形式で綴っていくつもりです!

最後までお付き合い頂けたら嬉しいです!


今年は桃の当たり年です

一番人気の品種が収穫の時期を迎えます。
これから収穫の川中島白桃は例年よりかなり大玉で味も良し。

まだ採れはじめ これからもっと大きく甘くなる予定

今年は8月初旬に買った人から追加注文の連絡がくるなど非常に評判が良く
収穫したものから贈答用の注文でどんどんなくなっていきます。

贈答用・直売のみのワッサークィーンは完売。
今日収穫しはじめた黄金桃もおそらくあと1週間ほどで完売。
猛暑にも少しは良い面があるようです。

農業も日々進化していて
美味しくて手入れがあまり必要ない品種改良した桃ができたので
新しく作る畑はその苗を植える予定。

それにしても
後期高齢者が農地を拡大し、長期計画で農業をやっている…

負けるわけにはいかないですね
オルタナティブ学童も長期計画を立てよう(笑)!
長野にオルタナティブ学童専用の畑借りようかなぁ……。


まずは親が「長期的視点」を持とう

長期計画といえば…
忙しくて本を読むヒマがとれない中 やっと読み終えました…。

LIFE SHIFT2 100年時代の行動戦略」 (東洋経済新報社)
アンドリュー・スコット/リンダ・グラットン著

正解のない時代、不安を乗り越え、自ら未来をつくるための生き方指南書
だそうです。

苦労して読んだ甲斐もあって
この本から
新たな視点を一つ手に入れた気がします! ↓

社会的開拓者になる
 今膨大な数の人たちが同じジレンマに直面し、同じ問いを発しているなかで、社会的発明の肥沃な土壌が生まれつつある。 はっきりしているのは、過去が未来への有効な道標にならないということだ。 過去の世代が選んでいた古い選択肢は、おそらくもう有効ではない。 これまで人生の枠組みとして有用だった社会の仕組みも、役に立たなくなっているのかもしれない。 あなたは、変化の潮流を知り、その知識に基づいて行動する勇気と意欲を持つ必要がある。 あなたは今何歳だとしても、テクノロジーの進化と長寿化の進展の影響により、未知の環境に身を置くことになる。 そこでひとりひとりの個人が、家族が、そして企業や教育機関や政府が実験に取り組む意思を持たなくてはならない。
 要するに、誰もが社会的開拓者として、新しい社会のあり方を切り開く覚悟を持つ必要がある。これが本書の核を成すメッセージである。

はじめに より

この本を読んで私が感じたことで
入所を検討してくれそうな保護者の方に1番伝えたいこと

それは
これからの時代を生きる子どもたちは
100歳以上生きることを前提にして人生を設計していく必要がある
ということです。 

この間の記事で紹介した
元広島県教育長平川理恵さんも長寿時代の話題に触れていましたが
2007年生まれの子どもの寿命は107歳だと言っていました。 ↓

信じられないと思う人も多いと思いますが
実際に私の両親が
後期高齢者なのに長期計画を立てるくらい健康に働いているのをみると
健康寿命がどんどん延びているのはほぼ間違いないと思います。
※私は子どもたちと楽しく過ごしていれば80歳くらいまでは働けるだろうなぁ~。

さすが高評価のLIFE SHIFT2
自ら未来をつくるための生き方指南書というだけある!

やっぱり
小学生くらいの子どもには
「あなたのため!」とか言って無理に勉強を強制するより
100歳まで楽しく生き抜くための人間力(非認知スキル)を伸ばしてあげたほうが絶対に幸せになれると思うなぁ~。

皆さんはそう思いませんか?


「LIFE SHIFT2」本文より抜粋

アンドリューさんとリンダさんは
著書の中にたくさんのアドバイスを書いてくれていますので
ピンときたものをいくつかピックアップしてみました!

  • 「長寿の配当」を実現するには、新しい人生のあり方を構築することが求められる。人々が長い人生を金銭面で支えるために長期の職業人生を送れるようにし、健康な人生を生きるために、柔軟な働き方とキャリアの道筋を選べるようにする必要がある。具体的には、人々がスキルを錆びつかせず、アップデートする機会を用意し、子どもと老親の世話をする時間を確保できるようにしなくてはならない。ひとことで言えば、本当に大切なものを重んじて生きるために。

  • バランスの取れた生き方を実践できるようにすべきなのだ。

  • 健康と資金とスキルと生きがいと人間関係を維持することは、ますます個人の責任になってきている。このような新しい状況は、現在の人生を形づくるうえで胸躍る可能性を生み出すが、その半面でみずからの人生に対して自分で投資する必要性も大きくなる。 

  • 新しい長寿時代の核をなすのは、マルチステージの人生と幅広い選択肢だ。 

  • 私たちは知識の獲得を目指す「生徒」から、スキルとそれを実地に適用する能力の獲得を目指す「学習者」へと転換しなくてはならない。 

  • これからの教育に求められるのは、子どものうちから必要な情報を見つけ、曖昧で不確実な状況に対処し、発見したことを分析・評価して問題を解決する力をはぐくむことだ。 

  • これからの時代にとりわけ重要になるのは、実験をおこなって、リスクを伴う行動に踏み出したり、経験から学習して、ほかの人たちと協働したり、独創的な問題解決策を考案したりするなど、もっと複雑なスキルだ。好奇心をもち、仮説を立てて検証し、分析と内省を実践して、ものごとの理解を深めて前に進む姿勢__要するに科学的探究の精神を持つ必要があるのだ。 

アドバイスだけでなく
それを裏付けるためのたくさんの研究データも載っています。
ちょっと難しい本ですが読んでみる価値はあると思いますので
良かったら挑戦してみてください。

私は
せっかくLIFE SHIFT2を読んだので
今度はもう一つのおすすめ本
DIE WITH ZEROにも挑戦してみようと思います。


放課後を活用して非認知スキルを伸ばそう

今回は引用が多かったのでちょっと長くなってしまいましたが…
せっかくなのでもう少しお付き合いください!

私は
新しい時代の教育のあり方は
生涯を通じて主体的に学習する意欲・好奇心を持った人間を育てること
だと思っています。
※つまり勉強をキライにならないように育てるのがプロ!

しかしきっと
日本の小学校はしばらくは変わらないでしょう。
※日本人の協調性が生み出す同調圧力はすごいですからね~。

なので
相変わらず認知能力を伸ばす教育を続けていくでしょう。
テストや内申点や偏差値で他人と比較を可視化して競争させるでしょう。

だから私は

学校は学校!と割り切ってゆるやか~に諦めます(笑)!

※学校改革は工藤勇一さんやオルタナティブスクール等に任せます。

そのかわり
学校が認知能力を伸ばしてくれることをポジティブにとらえた上で
放課後の時間を活用した非認知スキルの育成に注力します!

「主体性」「自己決定」を伸ばす育成支援の途中過程においては
大人からすると生意気に見える子どもが増えるのは間違いないので
学校の先生には先に謝っておきます。
学校の運営が余計大変になったら本当にごめんなさい!

よし
謝罪終了。

そうだ!
どうせなら保護者の皆さんにも
来たる「長寿社会」に向けて「非認知スキル」を高めてもらおうかなぁ…

学童開所時間帯以外で大人向けイベントも考えてみよっと!

オルタナティブ学童&子どもの居場所を楽しみに待っている皆さん!
人生100年時代に突入した子どもたちの
貴重な子育ち支援ができる数年間を一緒に楽しみましょう!

それでは!


オルタナティブ学童&こどもの居場所事業は
家庭や学校、塾や習いごととはちょっと違う「人間力を身に付ける場所」

2025年4月開所予定!

オルタナティブ学童「ピカイチ(仮)」
「託児」がメインだった今までの学童に、非認知能力を伸ばす多彩な取組みを導入し、これからの時代を生き抜く子ども達をのびのびと、健やかに、逞しく育てます!

子どもの居場所「こどものスタバ(仮)」
非認知能力を伸ばす 伴走型支援ができる 優秀なスタッフたちが運営する「こどもの自立をサポートするハイスペックな遊び場&イベントスペース」です。

この人たちなんだか面白そう…と思った方!
私もそんな人たちとつながりたいなぁ~と思った方!
私にも何かできるかも…と思った方!
是非ともつながりを作っていきましょう!

コメントお待ちしております!
今回も、最後までお読みいただきありがとうございました!

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