
【DAY4】愛の100コメント特別公開
青山美智子さんの新刊『リカバリー・カバヒコ』に各地の書店員さんから寄せられた、愛の詰まった感想コメントをみなさまに公開する特別な1か月。
コメントをくださった書店員のみなさま本当にありがとうございます!
4日目の本日も素敵なカバヒコメントに癒されてください♡
本日もお楽しみください!
※ネタバレは自己責任で閲覧をお願いいたします。
愛の”カバヒコメント”第4弾!!
#31 あたたかい言葉に救われた
小さいけれど、誰もが抱えたことのある傷。
忘れたことにしてリカバリーできていなかったかもしれない。
本作を読みながら、始終傷の痛みを思い出して涙ぐみ、あたたかい言葉に救われながら読みました。
年齢・性別が様々な登場人物の悩みに丁寧に寄り添ってくれる本です。
#32 愛ある言葉を抱きしめて
愛ある言葉がたくさん詰まっていて、全て心の中で抱きしめました。
日々傷ついて固まっていた心がリカバリーされて、優しく背中をおしてもらいました。
#33 心にいつもカバヒコを
なんて素敵な物語なんだろう!
雨の日も、風の日も、公園で誰かを笑顔で待っているカバヒコが愛おしくて抱きしめたくなった。
何かに傷ついてしまった時やどうしても前を向くことができなくなってしまった時、この物語が、カバヒコが、力を分けてくれる。
辛いことも悲しいことも、すべての経験が新しい自分の糧になるのなら、つまづくことも悪くない。
そんな風に前向きな気持ちが生まれた。
心にいつもカバヒコを。
そうすれば、きっと痛みに立ち向かう勇気をもらえるから。
#34 リセットではなくリカバリー
リカバリー。
思うようにならない時に、なかったことにできたらどんなに良いだろう。
リセットじゃなくて、リカバリーってところがいつも心に寄り添う優しい作品を紡ぎ出す青山さんらしい。
同じようには戻るはずもないけれど、以前よりもきっと少し強くなれているはず。
心の支えになるような物語でした。
#35 回復後、前とは違う自分に
3章のちはるの話を読んで、自分の耳も一時期不調だったことを思い出した。
しばらくしたら自然に治り、すっかり忘れていたけれど、今考えてみれば原因はストレスだった。
ちはるの不安や焦りは痛いほどよくわかった。
「回復したあと、前とは違う自分になっている」というセリフにハッとした。
私のあの時間も無駄じゃなかった。
小説の登場人物の気持ちが想像できて、痛みまで感じられる。
痛みに触れて、回復する。
青山さんの小説こそが、私にとっての「カバヒコ」だ。
#36 苦しい日々の悩みに向き合う
私たちが抱えているのは日々の小さな悩みなのであり、それはしっかりと苦しい。
その小さなしんどさにこれでもかという熱量で向き合ってくれたのが『リカバリー・カバヒコ』の魅力だと思います。
わたしたちは目の前のことを一つずつリカバリーしながら誰かのために強くなる。
その一歩一歩がわたしたちの希望なのだと思いました。
#37 多様な年齢の色々な悩みを救う
青山先生の作品は外れがないし、優しい気持ちになれるので楽しみに読んでいましたが、想像を超える作品でした。
優しさとあたたかさの集大成のような作品だと感じました。
複数の登場人物が一つのモチーフを中心に集まってゆき、知らぬ間に繋がるというコンセプトは青山作品の真骨頂。
そのスタンスを崩さずに、救われる人間たちの年齢層や悩みが多種多様で、更に深みが増したように思います。
カバヒコを令和のポジティブな『笑ゥせぇるすまん』のように思いながら、あっという間に読了しました。
#38 リカバリー中の世に差す光に
そっと寄り添って話を聞いてくれる存在は、貴重だ。
いつもカバヒコはのんきな顔で静かに悩みを聞いてくれる。
近くにカバヒコがいてくれたら、心強い。
治したいところに触ると回復する『リカバリー・カバヒコ』の伝説。
カバだけに!←これ、言いたかった!!
私たちにカバヒコはいないのかもしれない。
しかし、経験と記憶が痛みを強さに変えて、前とは違う自分にリカバリーできるのだと、わたしはもう知っている。
それは、これからの困難にも立ち向かう勇気を、カバヒコから貰っているのと同じじゃないだろうか。
この物語は、まだまだリカバリー途中の世の中に、一筋の光をもたらす、希望の物語になるに違いない。
#39 自分の学生時代を思い出す
自分の学生のころを思い出しました。
奏斗のように1回地獄をみました。
成績上位だったのに入院をきっかけに勉強に一時期ついていけなくなり下位のほうに。
あたしにはカバヒコのように心の癒しの場はあまりなかったけどなんとか乗り越えました。
今はいろいろ悩みをかかえて命を絶つ人もいますが、カバヒコのように心の拠り所になるところがあるといいと思いました。
#40 本当の気持ちが見えてくる
人は弱いから、つらい時は何かにすがりつきたくなる。
受け入れてくれるものが欲しくなる。
カバヒコはただそこにいるだけ。
だからこそカバヒコに語りかけることで、本当の気持ちが見えてくるのだと思う。
「不安を抱くのは、想像力があるから」 考えすぎて動けなくなってしまったら、私もカバヒコに会いに行きたいと思った。
本日はここまで。明日からのお仕事や学校もカバヒコを想うと頑張れる。
第5弾もお楽しみに!

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