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【DAY8】愛の100コメント特別公開

青山美智子さんの新刊『リカバリー・カバヒコ』に各地の書店員さんから寄せられた、愛の詰まった感想コメントをみなさまに公開する特別な1か月。

コメントをくださった書店員のみなさま本当にありがとうございます!

本日は8日目!今日も素敵なカバヒコメントに癒されてください♡
※ネタバレは自己責任で閲覧をお願いいたします。


愛のカバヒコメント第8弾!!

#71 また進むためのひと休みを

少しだけ休めたら、また進める。
カバヒコはそんな宿木のような場所なんだなあと思いました

喜久屋書店宇都宮店 大牧千佳子さま

#72 青山さんらしい、優しい作品

青山さんらしい、心がじんわり温まるような、やさしい作品でした。
私にもカバヒコがいてくれたらなぁと思いました。

宮脇書店 韮崎店 匿名

#73 伝えることの大切さ

本当にカバヒコの力でみんなの考え方、気持ちが変わったのかもしれない。
でも、ちょっとしたきっかけさえあれば自分の考えてる事がもう少し楽に考えられるようになるのかも知れないと思いました。
また自分の意見、考え方は自分の中にしまっておくだけでは決して何も変わらない。
ほんの少しでいいからみんなに伝えることが大事なんだと思いました。

未来屋書店津南店 中尾裕二さま

#74 体だけじゃなく心も癒す

体の不調だけじゃなく、
みんなの心までリカバリーしてくれるカバヒコが素敵だった。

喜久屋書店大和郡山店 山田純子さま

#75 願う心が芽生えたときには

現状を変えたい、輝いていた自分を取り戻したい、そう思えた時にはもう、あなたのそばにはカバヒコがいるのではないでしょうか。
元のように戻れなくても大丈夫、
また違った世界が、あなたを迎えてくれるでしょう。

明林堂書店フジ西宇部店 田中由紀さま

#76 現代人の悩みを映し出す作品

些細な気持ちでついた嘘が大きなことになってしまったり相手を思いやるあまり大事なことが言えなかったりと現代人の悩みがそのまま反映されている作品でした。
でもそんな中でも親しいからこそ、その人の本心を解ってあげられて歩み寄れるそんな関係性が素晴らしく映りました。

書泉ブックタワー 飯田和之さま

#77 受け取る準備ができてこそ

青山さんの真骨頂を見たと思った。
数々の作品を拝読してきたけれど、その中でもかなり上位で好きな作品になった。
本作に出てくる登場人物たちは皆悩みや痛みを抱えながらも、自分の足で前に進み、ちゃんと元気になることを自分の力で選んでいる。
自分の考えや価値観を素直に変えることができる柔軟さが羨ましく、見習おうと強く思った。
カバヒコは物語の象徴として存在し、たしかに問題を解決するための糸口となるけれど、そこに物語を見出して何かを受け取ることができたキャラクターたちは、ちゃんと受け取る準備が出来ていたからだと思う。
わたしがカバヒコに出会い、その逸話を知ったところで、素直に受け取ることが出来るだろうか。
決して簡単ではないと思う。
「変なカバだなあ」で終わってしまうかもしれない。
自分で自分を元気にするための力を、リカバリーするための力を持っていなくちゃいけないなと思った。

くまざわ書店四条烏丸店 山中津加紗さま

#78 カバだけに。を広めたい!

カバヒコにお願いするが、皆 周りの人との交流で、悪い所に自分で気づきリカバリーできてしまう。
公園を見かけたらカバヒコがいるかもと探しに行きたいぐらいだ。
「人呼んでリカバリーカバヒコ、、、カバだけに」と言って自分も広めたい!
全ての話が優しさに溢れている。

未来屋書店 長久手店 加藤知嘉子さま

#79 余白が生み出す優しさが好き

リカバリー・カバヒコ
カバヒコ〜っ、と駆け寄って私の話も聞いて、慰めて、癒してくださいと泣きたくなるような物語でした。
どうしようもないどん底に落ち込む前に、それ以上引き返せないところまで行ってしまわないうちに、物語のみんながカバヒコと出会えて、出会わせてくれて良かったと心から思います。
怪我はしないに越したことはないけれど、転んで起きあがって次転ばないように逞しくなっていくとおも思います。
「記憶と経験がついて、心も体も頭も前とは違う自分になる」ように、行動しなければ、何か動かなければ何も得られないと分かってはいます。
だからこそ、この作品に出てきた人たちのように、どこを治したいか…カバヒコのどこを触ればよいのか自分が分かっているだけでそれは凄いことだと思います。
「勇哉の足」まで、変わろうリカバリーしようとどちらかといえば突っ走って行くエネルギーみたいなものに圧倒されましたが、最後に「和彦の目」で、母さんへの「チャレンジもすごいことだけど、アレンジも素晴らしい」というくだりにほっとしました。
あせらず、今の自分と向き合って行こうという(何もかも完璧にしない)余白のある優しさを残すところが青山先生の作品の好きなところのひとつです。

蔦屋書店熊本三年坂 迫彩子さま

#80 いつの世も変わらない願い

長野にもカバヒコがいます。善光寺のびんずる様です。三百年も前から撫でられているびんずる様。顔の作りもだいぶ薄くなってまが、それだけたくさんの人の願いを感じることができます。「手当て」を望む気持ちはいつの世も変わらないのでしょう。
全く違う悩みを持つ五人。カバヒコのおかげで少し笑顔がでて小さな花が咲いたようです。そして最後に大きな花束になり、読者も笑顔になる、そんな青山マジックを存分に楽しみました。

平安堂長野店 清水末子さま

本日のカバヒコメントはここまで!
みなさんの熱いコメントが胸に沁みます…
次回もお楽しみに!


『リカバリー・カバヒコ』青山美智子

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光文社 文芸編集部|kobunsha
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