ヴィパーサナ瞑想②心の膿出し
心の外科手術(膿だし)
深く瞑想していくと
心の奥にメスを入れたように
苦しみや痛みを伴うことがある
と講義では言っていた。
血の涙
心に刺さった破片を取り除いた翌日。
不思議なことが起きた。
血のような
ねっとりした涙が
ゆっくりと目から流れてきたのだ。
瞑想中は目をつぶっているので
それが血液なのかわからない。
困惑した私は
血なのかを確かめるために
口元に流れてきた
その涙をペロッと舐めてみた。
・・・しょっぱかった。
血ではなかった。
あの血は(涙だけど)
心の膿を出し切ったことを告げる
涙だったのかもしれないなぁ
肌で感じる記憶と感情
ヴィパーサナ瞑想では
Visualization(イメージすること)
Verbalization (マントラなどで言語で瞑想すること)
これらは
やらないように言われている。
なので、わたしの体感した
苦しみや痛みは
ビジョンが見えたわけではなく、
細胞の記憶を肌で感じた。
瞑想中は様々な思考の声や映像が
脳内エンターテインメントとして
流れてくる。
それが止むのは4日目だった。
ワタシの場合、
瞑想がだんだん深くなると
苦しみや痛みの記憶?を
体感するようになった。
不思議な感覚だった。
突然、涙が出てきたり
気づきが降りてくるのだ。
潜在意識にアクセスした感覚だと思った。
そして、自己愛があふれた。
自分というキャラが愛おしくて
仕方なくなった。
続く