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ダカルシェフ〜本格カレーと笑顔を届ける、旅する料理人〜 【ラッシーレシピ】
ナマステ~という言葉が好きと語る、日本を旅して本格カレーと笑顔を届ける料理人ダカルシェフ。一度食べるとまた食べたくなっちゃう本格カレーを提供する大人気シェフです!
グリーンハウスが受託運営する社員食堂では多くのイベントを行っていますが、とりわけ人気なのが「ダカルシェフのカレーイベント」です。そんな大人気シェフのこれまでやイベントにかける想いを聞いてきました。
【プロフィール】ダカル・サンカル
生まれも育ちもネパールです。4年間、ドバイのホテルで調理の経験を積み、株式会社グリーンハウスに入社。日本の住みやすさや寿司や焼き鳥、ラーメン、とんかつといった日本料理に魅了され日本に住み約13年。社員食堂や学校で本格カレーを提供しながら、おいしい料理だけではなく、素敵な笑顔を届ける“日本を旅する”料理人です。
◆本格カレーと笑顔を届けます
ーまずはダカルシェフご自身について教えてください。
私はこれまで多くの社員食堂・大学の学食などで本格カレーを作ってきました。
始まりは、グリーンハウスに入社後2年ほど専任で調理をしていた、とある社員食堂でした。よりお客様に喜んでいただきたいという思いから、毎週金曜日に私の特製レシピのカレーを提供し始めたんです。すると、あっという間に人気メニューに!
そんな時に、「これだけおいしいカレーを他のお客様にも提供してみない?」と上司から声を掛けられ「ぜひ、やってみたい」と思いチャレンジしたのが、一般の方もご利用できる東京オペラシティタワー職域食堂での“ダカルカレーイベント”でした。
開催してみると、たくさんのお客様から「おいしかったよ!」とお声掛けいただくだけではなく、社内の人から「もっといろんなところでやって欲しい!」とさらに声を掛けてもらえるようになりました。それから早7年!さまざまな地域の社員食堂や大学でカレーを作ってきました。
ー7年もダカルカレーのイベントは続いているんですね!
そう!あっという間にね。笑
お客様の喜んだ顔を見れることがうれしくて続けていたら、いつの間にか7年経ってました。
何年経っても、初めていく場所で調理をするのは緊張します。でもどの社員食堂でも、「お客様に喜んでいただきたい!」という気持ちでスタッフが一緒に頑張ってくれるので、楽しくカレーを作って、提供し続けてこれたと思います。
ーダカルシェフのイベントではいつもの食堂の雰囲気がぐっと変わりますよね!
そうね!料理だけではなく、食堂の入り口から楽しい雰囲気・時間を提供することが大切だと考えています。横笛を吹いて、インド料理の雰囲気を出しながら「ナマステ~ナマステ~」と声を掛けてお客様をお出迎えすると、皆さんが笑顔になってくれるんですよね。なので、私はみんなを笑顔にする「ナマステ~」っていう言葉が好きです!
このようにお客様に直接お話する機会を大事にしています!そのため学校に行くと、学生さんが「ダカルだ~!」とか「写真撮ろう!撮ろう!」と声を掛けてくれます。食後にも感謝の気持ちを伝えていると、「おいしかったよ~また来てね!」って言ってくれるのでとてもうれしくなります!「次いつ来るの~?」なんて言われたらすぐに行きたくなっちゃいますね。笑
よくお客様に「ダカルのお店はどこにあるの?」とか「お店があったらいくよ~」って言われますが、私の味はお店では食べられません。日本を旅していますからね♪
ーダカルシェフ、大人気ですね!私も何回かダカルカレー頂きましたが、本格的なのはもちろん、思わず笑顔になっちゃうおいしさでした!
おいしいでしょ!笑 私が作るカレーは試行錯誤を繰り返してできたもので、今では50種類くらいのレシピがあります。今でも趣味は料理っていうくらい料理が好きで、12歳くらいのときから「料理したいな~」と思いはじめ、18歳の時から本格的に勉強を始めました。外食するといつもどうやって作るか考えちゃうくらいでした。笑 そうやって料理のこといつも考えてるから、お店でカレーなどを食べた時に、これを足すともっとおいしくなるなとかすぐ分かります!
ーお料理大好きなダカルシェフだからこそ提供できるこだわりのレシピなんですね~!
そう、こだわっていますね!ダカルカレーの大事な材料の一つ、玉葱はすべて機械などを使わず手で切り、香辛料を入れるタイミングや混ぜる回数などにも注意しながら作っています。また大学こ学食で出す時などではマイルドな味に、社員食堂で出すときは大人用に辛めなスパイスを使ったり、レシピも場所によって細かく調整しています。何よりもまず、私のカレーは日本人に合うように考えていますよ!
-日本人に合うようにしてるんですね!日本のカレーとインドのカレーってやはり違うんですか?
違いますよ~。インドカレーは99%野菜!っていうくらい野菜とヨーグルトと牛乳とバターだけで、小麦粉は使わない。けど日本だと小麦粉を使ってとろみを出していたりするので、全然違うものだな~と感じています!
ーそうなんですね!野菜の甘味を感じるダカルシェフのカレー、食べたくなってきました、、、
◆社員食堂だからできること
ーイベントをやっていて難しいと思ったことはありますか?
社員食堂で、一回で約1,500食を作った時は大変でした。
同じカレーを作るにも300食作るのと1,500食作るのとでは、作り方の流れも全然違うんです!例えば1,500食作るには、3~4個の鍋で作ることになるけど、どれも同じ味にしなければなりません。でもカレーって、と~~~っても繊細なんです。香辛料の量のちょっとした違いや入れるタイミング、混ぜ方や回数で味が変わってしまう・・・お味噌汁が味噌を入れたタイミングとかで変わってしまうのと同じです!なので、味が全部一緒になるように作るのは本当に難しんです。
それに普通の鍋と違って大きい回転釜と呼ばれる鍋?で作るから混ぜるにも力が必要でどんどん腕が鍛えられていきます!1,500食を作る時は、玉葱100㎏以上をみんなで一つ一つみじん切りにするからさらに鍛えられますね!笑
―本格カレーにこだわって料理を作り続けるダカルさん、今後やっていきたいことを教えてください!
今までもそうだったように、これからもいろんな場所でたくさんの人にダカルカレーを提供して、お客様を笑顔にしたいし自分も楽しみたいです。お昼ごはんで非日常感が味わえるだけでも気分転換になって仕事が頑張れますよね。そんな時間をダカルカレーイベントでどんどん提供していきたいです!新型コロナの影響で、なかなか思うようにイベントが出来ないところもあるけれど、落ち着いたらいろんなところに顔を出して、もっとお客様と交流していきたいです!
◆ラッシーレシピ
-最後に、、、、ダカルシェフのレシピを、noteを読んでくださっている皆さんに教えてもらえませんか?
分かりました!特別にラッシーのレシピを教えちゃいます!
私のおうちで作るラッシーは甘めなので、氷をたっぷりいれて飲んでくださいね!
日本を旅するダカルシェフ。
今はあまり旅できませんが、彼のこだわりの本格カレーはお客様に笑顔とおいしい料理を届けています。
これからもnoteではグリーンハウスで活躍する料理人にもお話を聞いていきます!
ぜひお楽しみに♪
カレーを食べたくなった方へ
栄養士監修、スープカレーのレシピはこちら♪
社員食堂って面白いんです。
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