【読書記録】デジタル・ミニマリスト 本当に大切なことに集中する/カル ニューポート
最近、Kindleのワンクリックで注文へのハードルが下がり続けていて、気になる本があると次の瞬間には購入済みになっています。
Kindle生活を始めて改めて思うのが「ものすごく便利」ということです。
・興味深い文章があるとマーカーを引いて見直しができる
・気づいたことをメモできる
・しおりがいらない(複数のデバイスで読んでいても最新のページに同期できる)
・文章内を検索できる
・本を持ち歩かなくていい(スマホでも読める)
そんなわけで、読書量が増えてきたので読書記録代わりにnoteに書いていこうと思います。
今回は、デジタル・ミニマリスト 本当に大切なことに集中する/カル ニューポート です。
Kindleで読む本が「デジタルミニマリスト」ってなんだか矛盾をはらんでいます...。
ただ、本書で語られている「デジタル」は厳密にはSNSを指しています。
手持ち無沙汰になるとついTwitterやFacebookのタイムラインを開いてしまう人は多いはず。
この「デジタル・ミニマリスト 本当に大切なことに集中する」は、スマホの普及により台頭してきた「アテンションエコノミー」に自分自身の主体性をいかにして奪われないようにするか、SNS依存からどう逃れるかを書いた本です。
アテンションエコノミーの成長やその成長の背景、 SNS依存を招きやすい原因の解説に始まり、デジタル・ミニマリストとは何か、ミニマリストになるための方法論までたっぷり約300ページで語られています。
読んだあと、私はまずスマホからSNSアプリを消しました(web版でのみ見るようにしています)。
そしてあらゆるSNSは自分の注意を引こうとしているのだ、と自覚して、この本に沿ってSNSの使い方を見直すようにしました。すると自然とTwitterをだらだらと見ることが少なくなりました。
本文中では、SNSの中から自分が求めている情報を適切に選び取る仕組みを作ることも紹介されていました。(記事収集の自動化など)
まだそこまではできていませんが、ゆくゆくはタイムラインのスクレーピングなんかを行って限りなくデジタルミニマリストになりたいと、そんな野望を胸にいだいています...!
本日は以上!