滝の音は 絶えて久しくなりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ 4 伊島 秀_Shu Ijima 2025年2月16日 07:39 滝の音は 絶えて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ 「滝の音は、ずいぶん前に絶えて聞こえなくなってしまったが、その名声は今もなお流れ続け、人々に聞こえてくることだ。」『千載和歌集』に収録されている藤原公任の和歌のひとつであり、「流れる」という言葉に「滝の流れ」と「名声が広まること」の二重の意味を持つという掛詞の技法を用いて、「無常観」と「名声の永続性」という対照的なテーマが含ませている。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #仏教 #書道 #禅 #禅語 #デジタル写経 #藤原公任 #千載和歌集 4