水辺職人

水辺の体験活動や水辺のあるまちづくりなど、水辺をフィールドとした活動を行っています。また、防災地質など地質や地盤工学の仕事もしています。一般社団法人環境文化研究所代表理事|株式会社田中地質コンサルタント代表取締役

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新型コロナに見るリスクマネジメント

2019年11月末に中国武漢で「原因不明のウイルス性肺炎」が発症し、その後新型コロナウイルス(COVID-19)が世界中に蔓延してすでに5ヶ月が経とうとしている。その間、各国の対策によって「今日」の状況が全く異なってきている。それは都市の性質や人口密度、人々のウイルスの受け止め方などによって感染が異なるが、最も人為的に依存したのがリーダーのリスクマネジメントに対する決断力と行動力に依存している。つまり、リーダーがリスクマネジメントの理解度によって「今日」という日が違ってきてい

    • 高校では遅すぎる、本物志向のキャリア教育とは?

      近年の高校では、「課題解決型授業」が目立ちます。「探求型」や「課題解決型」といったワードで授業を組み立てていますが、一体どんな人材を育てようとしているのか。現在の「教育」について考察してみます。 「課題解決」よりも大切だった「問題設定」 探求と課題解決は全く異なる性質のワードですが、一貫して地域の「課題」を高校生が探して解決しようという、なんとも明るい地域貢献です。とは言いながらも、いきなり高校生に地域の課題を探求して、解決してみようといっても、「本当にできるのか?」と思

      • 身近な地学があなたの○○に役立つ!?

        ここ数年、「地学」の人気がじわじわと上昇してきました。地学と聞いて、高校生のことに、やったやったと思いだす方はいても、何を学んだか1ccも思い出さない人も多いでしょう。しかし、最近になって多様な方面から「地学」への関心が高まってきています。さて、それはなぜ??? なぜ、興味がわかないのか?大学受験では、地学を敬遠する傾向が多く大学の出題も少ないのが現状です。そのため、大学で地学を学ぶ絶対人口が減り、先生も減り、ゼミも減り、負のスパイラルが生まれて全体に専門家が少なくなってい

        • ライフジャケットが普及しない本当の理由とは…

          多様化する水難事故これから春を迎え夏本番になると、多くの方が海や山へ出かけますよね。暑い時こそ川にダイブするととっても気持ちよくてやめられないですね。しかし、ときどき起きてしまうのが「水難事故」なんです。 水難事故と言っても多様なケースがあって、2019年夏に「としまえん」で発生した事故ケースはライフジャケットを着用していたのに起きてしまった、これまでに無い事故でした。 ライフジャケットと救命胴衣の違いそもそも、ライフジャケットとは海外では工事用のトラ模様ベストがそれに該

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