韓国企業でインターンした話
今回は、韓国企業でマーケティングインターンとして採用され、日本支店で5ヶ月間勤務した経験について書いていきたいと思います!!
インターンを始めたきっかけ
私は大学卒業後、韓国での就職という明確な目標があり、それに向けて広告関連の資格勉強をしていました。しかし、実務は知識に勝てないというのを感じ、マーケティングができる韓国の企業を사람인(韓国の求人アプリ)で探したところ、現地採用しか出てこず、コネストで探すと1件ヒットしました😳‼️
マーケティングはどれだけ知識があっても実務経験がない以上、現地採用の際に「日本人である」という魅力がないと思います。翻訳業務をするにも広告運用、修正、投稿など一気通貫してかかわれる能力があれば、採用するメリットはかなり大きくなる、と考えました。
1/50で合格🙆💯だけど挫折😭
書類選考と面接を通して、50人の志望者の中からひと枠の採用を勝ち取りました!
ワクワクしながら迎えた勤務初日😍….…
企業文化の違いに適応できず、挫折しました。ㅜㅜ
どういうことかと言うと、コミュニケーションを大切にする文化で、自己主張をしないと生きていけない社風だと言うことです。本社の企画や広告、またアプリのイベントについて毎回意見を聞かれ、どの点がどういうふうに良いのか、悪いのかについてフィードバックします。また自分の業務をこなすのはもちろん、頼まれたこと以上を提出してようやく評価されるので、毎回責任の大きい環境でした。良くも悪くも、結果を出せない人は社内に残れないシステムしでした。
業務内容、身についたスキル
主な業務内容は以下の通りです。
・業界リサーチ
・ターゲット層のトレンドリサーチ
・本社の広告翻訳業務
・統計資料のデータ調査
・uiの提案
・インスタ、xの運用
・広告デザイン
これ以外にも本社から頼まれるタスクには優先順位をあげて、臨機応変に対応していました。
私がインターンを経験して身についたスキルは一言で表すと、「思考力」だとおもいます。韓国企業は日本企業とは違い、手取り足取り物事を教えてくれる環境ではありません。だからといって、自分だけで調べて学習していくのではなく、周りの人に積極的に質問して、仕事を獲得していく姿勢が重要だと感じます。抽象的に出されるタスクが多く、入社当時は自分なりに解釈してかみ砕いたものを提出していました。しかし、方向性が違い、なぜ完成する前に相談しなかったのかと注意を受けたこともありました。
私の直属の上司であった韓国人の方に言われて印象に残った言葉があります。
「仕事はできるけどコミュニケーション能力に欠ける人と、仕事の出来はもう一つだけどなんでも進んでやろうとする人の2種類が存在するとしたら、私は断然後者と仕事がしたい。」
この言葉は、当時結果を出して認めてもらおうと自分自身で考えながら必死だった私に対して言われた言葉です。仕事が終わって家に帰ってからもphotoshopとgoogleスプレッドシートの自主学習をして努力していましたが、振り返ってみると、それほど熱心に周囲に質問していませんでした。
今となっては、積極的にコミュニケーションを取りながら、業務を円滑に進めていますが、大学生で社会人経験もなかった当時の私には非常に大きな勉強になりました。
インターン後記
韓国企業でのインターン経験は自分にとって大きな糧となり、10年後私が社会人中堅になったときに振り替えると、経験して本当に損の無いモノだと思いました。マーケティングのスキルを得ようとして始めたインターンでしたが、マーケターとしての実務スキルはもちろん、社会に出るうえで大切なことに気づかせてもらう貴重な経験でした!
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