紫微斗数 パル

占いと読書とアイドルが好きなパートタイマーです。

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最近の記事

短編小説を読む⑫スタインベック『赤い子馬』

パルです。 バックにさっと入るくらい薄い文庫本が好きです。 今回の本は156ページ。ちょうどいい薄さです。 『赤い子馬』 スタインベック 西川正身訳 新潮文庫 この物語はカリフォルニア州のサリーナスの谷と呼ばれる湿地帯が舞台で、ここは作者のスタインベックの故郷だそうです。 大きな二つの山脈に挟まれた自然のなかで牧畜を営む両親と暮らしていたそうで、その自然の雄大な描写や母手作りの朝食やおやつがおいしそうで、アメリカって行ったことないけど、なんかいいなあ、と思わせてくれます

    • 部活漫画が好きなんです

      パルです。 部活漫画っていうジャンルがあるかどうかはわからないけど、わたしは部活動を描いた漫画が結構好きです。 現在、『ハイキュー‼︎』にどハマりしていて、アニメから入ったのですが、先週映画を観に行った際、ありがたいことに番外編の漫画本を配っていてじっくり読んだのですが、原作の絵もやっぱりいいですね! 『ハイキュー‼︎」は宮城県立烏野(からすの)高校男子バレー部に、小柄ながら飛び抜けた運動能力をもつ日向翔陽と天才セッター影山飛雄が入部することで物語がはじまる。もともと実力

      • パジャマのすそが痛いんです

        パルです。 パジャマのすそが足の甲にあたって痛むことってありませんか? 大抵スリッパをはいてるんですが、夏場はスリッパさえ暑くて素足でうろうろしています。最初は気にならないんだけど、だんだん足の甲が痛くなってくるんです。 どういえばいいんだろう。足の甲をスライサーで削られるような感じ? 針山の針の部分を当てられるような感じ? とにかくびっくりするくらい痛くなるんです。ガーゼの柔らかい生地のパジャマでも足の甲にさわり続けると皮がベロンとはがれるような痛みが発生するのです。

        • 短編小説を読む⑪ピアス『いのちの半ばに』一話につき一人必ず死ぬ短篇集

          パルです。 薄い文庫本が好きで、見つけたら買い集めてました。こんな本買ったっけー?と思いながら読み始めたのが今回読んだ本です。 『いのちの半ばに』 ピアス著 西川正身訳 岩波文庫 薄くて薄くて。あとがき入れても104ページ。 作者の方、この方どなたかは知らないけど、本の薄さにときめいて購入したと思われます。 この薄い本の中に7篇もの作品が収まっています。 感傷的な言葉は一つもなく、端正で余分な修飾語などない文章。それもそのはず、作者であるアンブロウズ・ピアスはもともとジ

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        • BE FIRSTを占ってみました⭐️
          7本
        • 読書感想文
          9本

        記事

          太陽のいたずら─三島由紀夫の命盤をよむ─文学好き占い

          パルです。 前回、三島由紀夫の読書感想文を書きましたが今回は三島の命盤をみてさらに三島由紀夫という人を知りたいと思います。文学好き占いって何?って感じですがどうぞお付き合いくださいませ。 三島由紀夫 1925年1月14日 東京都生まれ 生時 21時から23時 生時はネットにある時間を採用しました。 命盤は欽天四化派紫微斗数のものです。 赤文字の年齢はもし今も生きていれば、という年齢です。 1925年生まれなので本来は丑年生まれですが1月生まれなので前年の子年生まれの扱い

          太陽のいたずら─三島由紀夫の命盤をよむ─文学好き占い

          短編小説を読む⑩三島由紀夫『太陽と鉄』亡くなる前の三島の心情がここにある

          パルです。 薄い文庫本が好きで本屋で見かけるとついつい買ってしまいます。老年期にさしかかり目が悪くなる前に読んでおきたいと思い、読み始めました。 (大体200ページくらいの本です) 今回は読んだ本は 『太陽と鉄』  三島由紀夫  中央公論 (1987年) この本は小説ではなくエッセイ集です。三島初心者の私にも読みやすかった。三島由紀夫の最期は有名で、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地での演説の動画を私は美術館でみましたが、この本を読んで三島のことを少しでも理解できるといいな、と思い

          短編小説を読む⑩三島由紀夫『太陽と鉄』亡くなる前の三島の心情がここにある

          すがるものがあるのは幸せだ

          こんにちは パルです。 大谷翔平さんが、頑張っています。 あれほどの事件に巻き込まれてながら 着実に成績を残しています。 以前、大谷さんは生年化科の人ではないか と書きました。 生年化科が強いと優しくて情に流されやすく、 いろいろなことが曖昧になりがちです。 そっちの好きにしていいよって感じ。 でもお仕事に対しては別モードに入るので しょうね。無駄な感情を入れず、淡々とこなし ていく。曖昧を許さない。 大谷さんは野球にすがっているのかもしれない。 そして、すがるもの

          すがるものがあるのは幸せだ

          来世やら今世やら②

          バカリズム脚本のドラマ『ブラッシュアップライフ』をきっかけに、私が勉強している紫微斗数占いをもとに来世やら今世やらそして、前世やら考えてみました。 前回、今世の課題を知るには 来因宮そして 生年化忌について考えていけば何かしら手掛かりがあるといいましたが、もう一つあるんです。 それは欽天四化派で出した命盤にある副星の左輔・右弼・文昌・文曲で 業・報・因・果をみる方法です。 業報因果は仏教用語でして、欽天四化派紫微斗数が仏学だといわれる由縁だと思います。 このあたり

          来世やら今世やら②

          来世やら今世やら

          昨年、日本テレビで放映されたバカリズム脚本のドラマ『ブラッシュアップライフ』が橋田賞を受賞しました。 おめでとうございます! (橋田賞について詳しく知りたい方はこちらをどうぞ) ドラマの第一話の簡単なあらすじ 脚本が作り込まれていて何度もあーちんとしての人生を生きるのですが子役の演技も素晴らしく、配役のセンスもよく、飽きることなく毎回楽しめました。 あーちんは来世で人間に生まれ変わるために今世で良い行いをするべく精進するわけですが、来世や今世というワードがすんなり受

          来世やら今世やら

          大谷翔平さんは生年化科の人なのかも

          生年化科。紫微斗数では生年Cというアルファベットで表されたりもする。 知識や教養も示すし、人情を表しもする。 マイペースでゆるゆる、だらだら。ちょっとテキトーになったりもする。 決断がなかなか出来ないとか。 頼まれると、情が深いから断れない。 日常の小さなことは気にしない。 大谷翔平さんは野球に関しては決断力もあるし、実行力もあるし、手を抜かない人だから活動を示す 官禄宮に生年化権🟰生年Bがあるのかな。 でもそれ以外の時間は生年化科🟰生年Cの人なのかもしれない。英

          大谷翔平さんは生年化科の人なのかも

          人の宮に主星がないとき

          紫微斗数で人の宮というと 兄弟宮(けいていきゅう) 夫妻宮(ふさいきゅう) 子女宮(しじょきゅう) 奴僕宮(ぬぼくきゅう) 遷移宮(せんいきゅう) 父母宮(ふぼきゅう) があります。読んで字のごとく、の意味ではありますが兄弟宮はきょうだいだけではなく親友とか信頼できる人という意味もあります。奴僕は身近だけど特に連絡をとるような相手でもない人のこと。遷移宮は社会の中の他人のこと。それぞれの宮にはさらに深い意味はありますが、ここでは触れません。 奴僕宮と遷移宮以外は自分の家族

          人の宮に主星がないとき

          テヨン、まってるよ!

          韓国のkpopグループ、NCT127のツアー『THE UNITY』東京ドーム最終日の盛り上がりがすごかったです! テヨンはNCT127のリーダーでもあり、NCT本体のリーダーでもある人。NCTは今や26名の大グループです。 東京ドーム一日目からすでにちょっとナーバスな、甘えたようなかわいいテヨン、そして曲がはじまると俺様テヨン全開になり、シズニ(NCTのファンの総称)は大変なことになってたのですが、二日目はツアーのラストということもあり、シズニのコールもバッチリ決まりさら

          テヨン、まってるよ!

          ちょっぴり頑張れないときには…

          花粉が、飛んでますね。 多分大量に、空気中を舞っているのではないでしょうか。鼻水がとまりません。突然流れだし、一気に下方までいくのです。仕事中はマスクをするので、鼻栓をすることにしました。そうでないとマスクが大変なことになりそうです。 太陰暦では節分を境に新年となりますが、私は紫微斗数でみると今年から新しい10年がはじまりました。で、全然体力に自信がなくなってしまいました。前の10年はフルで働いて家事も相当こなしていたのに、なんか急に頑張れなくなりました。 こういうとき

          ちょっぴり頑張れないときには…

          命宮に生年D

          今、飛星派の紫微斗数を勉強しています。 以前鑑定していただいた占い師の方に、「欽天四化 紫微斗数を勉強していますー」と言ったら「マニアックですねー」と言われました。 欽天四化は覚えるべき約束事が多いです。ただ、それらを使いこなすのは難しい。命盤を前にしてたくさんの覚えたことを鑑定に活かすには、基礎的な知識が足りないと思いました。ひとつひとつの主星の個性とか、12の宮の意味とかもっと深く知りたくなりました。 欽天だと、己(つちのと)の宮から生年Dは文曲につきます。 でも飛星

          短編小説を読む⑨川上弘美『蛇を踏む』蛇を踏んだら逃れられないのである!

          カバンにさっと入る厚さの文庫本が好きで、気ままに集めていました。目安は大体200ページくらい。 年をとり、目が悪くなって小さな文字が読めなくなる前に、持っている本を読み切りたい!そんな思いから、少しずつ、文庫本を読んでいます。 今回読んだのは183ページの本。三編の短編小説が収められています。 『蛇を踏む』 川上弘美 文春文庫 ある日ミドリ公園に行く途中の藪を歩いていたサナダさんは蛇を踏みます。 サナダさんに踏まれた蛇が喋りだし、煙のようなものがたちこめて人間になる

          短編小説を読む⑨川上弘美『蛇を踏む』蛇を踏んだら逃れられないのである!

          短編小説を読む⑧幸田文『黒い裾』日常を豊かに生きた人!

          カバンにさっと入る厚さの文庫本が好きで、気ままに集めていました。目安は大体200ページくらい。 目が悪くなって小さな文字が読めなくなる前に、持っている本を読み切りたい!そんな思いから、少しずつ、文庫本を読んでいます。 今回読んだ本は 『黒い裾』 幸田 文 (こうだ あや) 新潮文庫 初版は1968年だから50年以上前の本です。 幸田文の本は、名作『流れる』からはじまり、新しいもの、古いもの、見つければすぐに買ってきました。文庫本ばかりです。 私がなぜ彼女の存在を知った

          短編小説を読む⑧幸田文『黒い裾』日常を豊かに生きた人!