部活漫画が好きなんです
パルです。
部活漫画っていうジャンルがあるかどうかはわからないけど、わたしは部活動を描いた漫画が結構好きです。
現在、『ハイキュー‼︎』にどハマりしていて、アニメから入ったのですが、先週映画を観に行った際、ありがたいことに番外編の漫画本を配っていてじっくり読んだのですが、原作の絵もやっぱりいいですね!
『ハイキュー‼︎」は宮城県立烏野(からすの)高校男子バレー部に、小柄ながら飛び抜けた運動能力をもつ日向翔陽と天才セッター影山飛雄が入部することで物語がはじまる。もともと実力のあるチームに個性豊かな一年生が加わったことでチームの力は飛躍的に伸びていく…
で、県内の強豪校を相手に勝ち進んでいくんですが
対戦相手のメンバーにも個性があり、またそれぞれの高校の応援歌にも特長があり、この応援の独特の拍子はアニメならではの面白さがあるかと思います。
さて、部活動漫画は星の数ほどありますが、その
金字塔といえる作品はなんでしょうか。少年漫画でいえば
『ドカベン』
ではないでしょうか。
少年チャンピオンに連載していた頃、兄が毎週チャンピオンを買っていたのでなんとなく読んでいました。
主人公山田太郎は温厚な人格者なので、自然と周りは個性的なメンバーになりまして、特に岩鬼正美の独特の風貌はキャラ設定No.1といえるのではないでしょうか。なんせ、葉っぱくわえてますからねー🌱いい感じになると、花が咲いたりして🌸
あと個性的といえば殿馬くん。ピアニストでありながら野球もリズムとテンポで理解し常人ばなれした解釈で打つ、守る、投げる、なんでもこなす天才児です。
山田くんも
岩鬼くんも
王子様キャラの里中くんも、部活動からプロの世界に活躍の場を広げ、連載はなんと46年に渡り、2018年に物語は終了しました。実際にドカベン球場といわれる球場があるなど、日本の代表的な部活動漫画といってもいいでしょう!
少女漫画ならどうか?わたしは
『エースをねらえ!』
を、推したい!
この漫画は、実家に宝物のように持っています。
平凡な主人公、岡ひろみは全生徒あこがれのマドンナ、お蝶夫人こと竜崎麗華にあこがれて硬式テニス部に入部する。運動神経はいいが特に上手いわけでもなく、そこそこ楽しめればいいと思っていたはずなのに、たった一球の返球から宗方仁コーチに才能を見出される。
毎日毎日、吐くほど練習をこなし、ひろみは竜崎麗華を超える選手に育っていく。
少女漫画ながらかなりのスポ根漫画です。
無論恋愛要素はありますが、宗方コーチから
「女の成長をさまたげる愛し方をするな!」
といわれ、岡ひろみと両思いでありながら、じっと見守る藤堂さん、かっこいいです。
わたしはこの漫画の影響でテニス部に入りました。
もちろん、お蝶夫人も藤堂さんもどこにもおらず、へたなまま3年間終わってしまいました。
宗方コーチと二人三脚で一流選手へと成長する様は部活動の範疇を超えているようですし、岡ひろみ以外の選手も育てんかーい、とツッコミたくなりますが、この漫画が当時日本にテニスブームが巻き起こった要因ともいわれ、社会的にも影響の大きい作品だといえます。
『ドカベン』も
『エースをねらえ!』も
だいぶ昔の漫画ですが、最近だとどういうのがあるんでしょう。
『黒子のバスケ』とか
『弱虫ペダル』とか
『テニスの王子様』も部活動漫画ですよね。
ちなみに我が家にある部活動漫画は
王道です!外せません!
映画もめちゃカッコよかったです。
百人一首の競技かるたでクイーンを目指す綾瀬千早と幼なじみの真島太一が作った瑞沢高校かるた部が
3年間で仲間を増やし互いに成長していく漫画です。
競技かるたってこんなにすごいんだ!って知らしめてくれる作品で何度読んでも面白いです。
50巻までしっかり持ってます!
競技かるた、記憶力に自信のある方は是非挑戦してほしいです。
名作「キャプテン」の主人公谷口タカオはボールを投げられない指になってからもまだ野球が好きで毎日墨谷高校野球部の練習を眺めていた…
この「プレイボール」の面白さ、または美しさ、といってもいいと思うのですが遠く、天から、日本の、東京の下町に住む一人の少年が、努力する才能を武器にチームをまとめあげていく様をじっと見守っている人がいる、そんな感情を起こさせるような作品です。
作者は41歳という若さで亡くなってしまい、本当に残念です。お兄さんのちばてつやさんの作品とは同じスポーツ漫画でもベクトルが違うような気がします。
まだまだ部活動漫画はたくさんあると思います。
部活動漫画はこれからも描かれていくでしょう!
ここまで
お読みくださりありがとうございました🍑