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大きな事業を進めるときほど、要注意を払うべき、ワナがたくさん存在していました……猛省中の今日。

おはようございます!

今日も『Think right(著:ロルフ・ドベリ)』のアウトプットを行ってまいります。

読み進めれば進めるほど、僕たちの日常に潜むワナを見つけることができます。生活場面を想像しながら読むことが、対応、つまり、より良い判断を下すための一助になるのかもしれません。


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11.コントラストのワナ

「比較するもの」があると、正常な判断ができなくなります。比較対象が醜いもの、安いもの、小さいものであれば、より美しく、高く、大きく見えてきます。

【対応】

人間は大きな差に気付き、反応をする生き物であるということを認識する必要があります。また、小さな差や緩やかな変化には気づきにくいので、そこも少し意識してみましょう。


12.イメージのワナ

例えば、「タバコを吸っても長生きしているから、たばこには害がない」や「ドアに鍵をかけたことがないくらい、安全な地域だ」は本当でしょうか。

イメージや経験だけで、何の確証もないということで判断を下している場合があります。これは、想像がしやすいということが鍵となります。脳は思考のショートカットをしており、目立つことに反応をします。情報量よりも、印象に反応をするのです。

【対応】

簡単に飛びつくデータや対策に価値はあるのかを見直しましょう。自分とは考えの違う人、自分とは全く異なる系ケインをしている人と協力し合いましょう。


13.「いったん悪化してから良くなる」のワナ

これは『悪魔のフレーズ』と称しています。悪化しても、良くなっても、どのような状況に陥っても、自分が推測した通りということができるからです。

【対応】

悪魔のフレーズが出たら、必ず、警戒をしましょう。判断に「具体的な目標」があり、それをどの程度達成しているかは確認をしましょう。


14.スイマーズボディ幻想のワナ

CMの化粧品を使うとCMのように自分もきれいになれるのでしょうか。

何かを選択するときに、幻想に騙されて、欲しい結果やなりたい状態だけを理由に選択をしてしまうことがあります。

また、これは他人にも向くことがあります。

「幸福感」は脳のシステムとして感じやすいか否かがわかれます。自己啓発や癒しの類はもともと、幸せを感じやすい人たちが描いています。うまくいかなかった人や不幸な人はなかったことにされます。

【対応】

自分にも、他人にも害を与える考えであることを認識しましょう。

‟自分がそうだからといって、他人も同じとは限らない”

そして、自分自身に正直になりましょう。


15.自信過剰のワナ

不正解率が2%になるように、幅を持たせて答えるクイズに対して、40%が不正解になることがあります。数字に幅を持たせることに何の意味もないことが実証されています。

また、一定の法則に基づくと、専門家の方が過大評価を行い、ワナに陥りやすいことも知られています。

これらは、実際よりも自分は情報を十分に持っていると思い込んだり、自分はできていると過信している傾向を指します。

【対応】

予測には必ず疑いの目を向けましょう。それらに陥りやすい3つのポイントがあります。

①過小評価は自分に対しておきません。

②女性よりも男性に多いです。

③楽天家か否かはほぼ関係ありません。


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自信過剰のワナの章には、「コストの過小評価のワナ」もありました。今回、助成金事業を行っていくうちに、僕がめちゃくちゃに陥っていたワナでした。

予測には必ず疑いの目を……心に刺さります。


ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!

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講内 源太


追伸

医療/介護に従事する皆様に捧げます……新しい日の出を共に迎えましょう!!


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