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数値化をすることのメリットとは?? -優秀な人の条件-

おはようございます!
朝起きてからの本を読む、更新をするというこの一定のリズムが心地よい、今日この頃です。
#寝起き
#朝一番
#心地よさ

さて、今日も読書メモの回です。

「仕事が出来る人」に共通するたった一つの思考法
数値化の鬼(著:安藤広大)

識学にて考える、優秀なマネージャーへと変貌をするための一つの条件とされていました。今回より、その内容を観ていきましょう!!

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『優秀』であることの条件

「数字」から逃げ続けるか?
心を「鬼」にして向き合うか?

優秀な人の条件を定義づけると、「客観的に自分を観るための」物差しとして、感情を脇に置き、数字で考えられる人であると識学では考えます。
それは、どのような時でも、頭の片隅に「数字」があるうえで、「抽象的な考え方」へ発展させられる人でもあります。

プレイヤー目線から、「識学」を導入すると圧倒的に数字と向き合う回数が増えます。著者は、自分を数字でマネジメントできない人は、部下やチームをマネジメントできないと述べています。

アート領域も確かにあり、数時からほど遠い領域と思われるかもしれませんが、最初からアート領域に行くには順番がおかしいのです。

著者は、日本に伝わる『守破離』の考え方に置き換えています。
「数字が全てではない」と言葉にした時に、1年目のスタッフと30年目のスタッフが持つ言葉の意味は変わってきます。トライアンドエラーを繰り返したうえでの重みの有無は、決して、「数字を無視してよい」という言葉ではないのです。数字を無視してのアート領域から入ると、視点はあくまでお客様目線でしかないのです。

数値化をするということは、自分に足りないところを受け入れるということにもなります。一生懸命と比しない生産性の場合、それを素直に受けれ入れる必要があるのです。
著者は、「素直に受け入れる」と書くと反発心が芽生えやすいことから、あえて、「数値化の鬼になる」と言葉を置き換えており、この本のタイトルはにその意味合いが込められています。

「数字」をいうと、売上や利益が真っ先に浮かびますが、それに対して、「売上や利益にうるさい人」は正しく数値を理解せず、鬼になれず、数字の責任を押し付けている人とも取れます。

数字で表すのは、安心をするためではなく、以下の3点のためです。

① 不足を観るためのもの
未来のための手段であり、課題を見つけるための道具でもあります。

② 認識の誤差をさけるもの
明確に、いつまで、どの程度など、数値化の欠如による誤差を解消します。

③ 感情に訴えかけるのみでは失敗をする
誰の目にも明らかな基準を設けることで、割り切りをだすことも必要です。

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現代人に不足するもの

現代の人間は、抽象的な表現が増えていると著者は指摘します。
それは、言語の数が増えたことに対して、数値を扱うことが低下している背景があるとの考えからです。

数字を追うと、自分らしさからかけ離れるとも考えられています。
しかし、「守破離」の関係性から行くと、働きやすさ含めて大概の人間関係は不適切な数字を掲げ、感情を絡めることが原因となるのです。
感情を理論で冷静になるためのツールとしても数字は用いれます。

例)「あの人が苦手」
→ 「むかつくことを3回言われた」

また、価値観が多様化したことにより、手段が目的化もしやすくなっていることも指摘したうえで、その解決も示唆しています。

例)お金を稼ぎたい
→ 最終的に、どの程度?何のために?


この本の序章を読んで、徹底的に言語化するとともに、自身の中でKPIを持つことの重要性を認識ました。
「何となくこう思う」ということは、自己のバイアスにからめとられており、その時の感情でプラスにもマイナスにも揺れ動いてしまうものなのでしょう。
だからこそ、自己の外に置くためにも、一旦、KPI化するというのは良いのか知れないです。「快適に毎日を過ごす」という大目標のために、小項目のKPIはなにかなぁーと漠然と考えました。


今日も学んだ!!
ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!

アクティホーム
講内 源太

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