‟1兆ドルコーチ”から学ぶ、VUCA時代のマネジメント手腕
おはようございます!
今日からは、『1兆ドルコーチ(著:エリック・シュミット/ジョナサン・ローゼンバーグ/アラン・イーグル/櫻井祐子)』のアウトプットから始めてまいりたいと思います。
表紙にならぶシリコンバレーの巨匠たちの名前を観て、そのような人のコーチってどのような人物だったのか、そして、そのコーチのアプローチはどのようなものだったのか、とても気になり、手に取りました。
序文「シリコンバレー最大の伝説」を読み進めました。
ビル・キャンベル。シリコンバレーの中の成功者に絶大な影響を与えた伝説のコーチであり、リーダーであるといわれています。著者自身も、並外れた人間と会うたびに、『ビル・キャンベル』という名前が出ない日はないといわれるほどの人物だそうです。
この本を書くにあたって、本人は「黒子」に徹しこのようにオープンソース化されることを好まない印象もあったため、師と呼ぶ人たちから情報を得、まとめています。
著者は大きく2点のことを題材としています。
1.「テイカー」が報われる世界で、「ギバー」としてどう成功したのか?
2.リーダーシップやマネジメントをどのように行ってきたのか?
著者自身もコーチングプログラムを教える傍ら、ビルが優れたマネージャーであるとともに、優れたコーチであることを実感しています。驚くべきことに、それが体型づくられる前の1980年代から、実践をしていたのです。
‟人間関係の質がキャリアや企業の命運を握る”
ポテンシャルを信じ、実践できるように助けることを繰り返すコーチとしてのアプローチが凄いのです。
Googleの人材育成にも影響を及ぼしていて、基本要素を個人ではなく、チームとし、そこに「5つの鍵」を持たせています。
・心理的安全性
・明瞭さ
・意味
・信頼関係
・影響力
そして、この「5つの鍵」を気付き上げるために、労を惜しまないのが、マネージャーであり、コーチの仕事であると。
著者は、自助本が並び立つ書店にて、なぜ、「人助け」の本が並ばないのか?を嘆いています。「People First」こそ、ビル・キャンベルが実践したことであり、VUCAの時代を生き抜くスキルにもつながると説きます。
序文だけで、熱くなりませんか??
この本を読み終えたとき、僕は何を実践し、どのように変化を生めているのでしょうか。
少なくとも、一人ひとりと向き合う時間を確保できるように、余裕を持った姿勢へ切り替えていこうと思います。
ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!
acty home
講内 源太
追伸
医療/介護に従事する皆様に捧げます……新しい日の出を共に迎えましょう!!