#HipHop
トラップにシーンの主流を奪われても、ビートに雪が積もるGAGLEのカッコ良さは変わらない。
KOHH改め千葉雄喜の魅力を感じ取れているうちは、まだ現行の音楽を聴いていよう、と思う。
甲本ヒロトの歌詞をさらに素因数分解したような千葉雄喜の紡ぐ言葉の数々は、コンテクストが欠如したSNSに晒されながら育ってきた現代の若者たちの、刹那的な世界認識の代弁のように聴こえてくるし、若者たちを狂信的にフックするのは当然な気がする。そして同時に、この手の短絡的で針小棒大な自身への批評を一瞥して通り過ぎそ
世界でも類を見ない「ポストロックとラップのミクスチャー」バンド、54-71(ごじゅうよんのななじゅういち)について。
音数を削ぎ落としたソリッドでタイトな演奏。
近所のコンビニに行くようなジャージ上下の男からカタカナ英語で繰り出されるラップ。
一度見たら忘れられないライブパフォーマンス。
バンド名も含めて、只者ではない雰囲気を醸し出す謎の集団、54-71。
54-71は、慶應義塾大学に在籍していたボーカルのBingoとベースのLeaderを軸に結成。
バンドメンバーや担当楽器の目まぐるしい入れ替わりを経て、ギ
グラスパー、DJクラッシュ、PUNPEE、BOSS、漢、志人、フレシノ、KOHH...ジャパニーズヒップホップ相関図の中心に位置する才能、OMSBによる大傑作アルバム 『ALONE(2022)』
学生時代、ノーティー・バイ・ネイチャーとファーサイド狂いの先輩が居た。
先輩は僕の1つ年上で、都内でも荒れていることで有名な地域の出身で、先輩自身にもここでは書けないようなストリート武勇伝があった。
バスケとタギングが上手で、身体がちょっとだけ横に大きくて、寡黙で、何事にも動じる気配がなく、でも威圧感は無くて、笑顔が優しくて、アクセサリーも最小限でチャラチャラしてなくて、けど本気で怒らせたらヤバそ