ネガティブな情報に引き寄せられている人へ

私はTVやSNSでニュースを見ないようにしています。

理由は、今の日本の報道がひたすらネガティブな情報ばかり流しているためで、これについては昨日の記事で述べました。


ところで私は以前、どんな人でも必ず誰かの役に立つという記事を投稿しました。これを踏まえると、日本の報道がどんなにネガティブな情報ばかり流していようが誰かの役に立っていることになります。

本記事では、これらの関連について説明していきます。

結論から先に書くと、日本の報道は確かに誰かの役に立ってはいますが、それはネガティブな方向へどんどん進む役立ち方です。誰かを幸せにするために役立っているわけではありません。不幸のスパイラルに気づいた人は速やかに離れましょう。




まず、日本のネガティブ報道はどういった層をターゲットにしているかを考えます。

それはハッキリ言うと、誰かの不幸や凋落を無意識のうちに心待ちにしている人です。

児童虐待であればその親を、交通事故であればその運転手を、芸能人の不倫であればその渡部を吊るし上げる報道・世間に同調し、自分もその正義の鉄槌に加担しているのです。

渡部の不倫を全く擁護するつもりはありませんが、渡部が不倫しようがしまいが一般人には直接なんの迷惑もかけない話です。渡部がもし不倫しなかったからと言って、佐々木希と結婚できたはずだった一般人はいません。

それをいくら正義側の人間だろうが、叩いてもあなたの価値は上がりません。アルコール依存と同じで、一時的にはせいせいしても、すぐに効き目が切れ、次から次へと叩く対象を新たに求めてしまうのです。

これをいくら続けても、幸せになるどころか、嫌な事件・事故ばかりを追い求める日々しか待っていません。そのうちに、ネガティブな情報を耳にするだけで創造性は落ち、性格もどんどん悪くなってしまいます。


このような人々からのニーズがあるがために報道機関が不幸や不祥事ばかり流していると考えれば、一応報道機関も役に立っているとは言えます。

しかし、役に立ってはいても、誰かを幸せにしているわけでは決してありません。


これは社会全体の足の引っ張り合いなのです。


他人の不幸を喜ぶ、あるいは他人の幸せを見るとまるで自分が損したかのように感じてしまう、社会の病気とも言えます。

しかし、当然ながら誰かの幸不幸はあなたの幸不幸とは基本的に関係ありません。


もし、そうした自分の負の心に気づいたならば、そうしたネガティブな情報が溢れるニュースやSNSからは、すぐに距離を置いた方が良いでしょう。

そしてその際、そんな嫌な自分が存在しているという事実にムリヤリ蓋をするのではなく、それも自分の一部としてしっかり向き合うことが出来れば、今や生活の一部とも言えるほどに普及したSNSとの依存も、根底から改善することができます。

自分との向き合い方は、記憶の断捨離術で。


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