感謝と謝罪を区別しよう

「ありがとう」と言うべきところを「すいません」と言ってしまう人が非常に増えています。


こう言われて心当たりのある方は意外と少ないかもしれません。

しかし、そんなあなたでも、自覚なく「すみません」を多用してるかもしれないので、意識してみて下さい。


例えば。

電車やバスを降りようとしている人が、席に荷物を忘れていて

「これ、忘れてますよ😉」

と声をかけると

「ア‼️すいませ~ん😣💦」


とか、ふとした瞬間に出る言葉が、"感謝"ではなく"謝罪"になっている場面は皆さんが思っている以上に頻繁にあります。


言うまでもなく、こういった親切には感謝で答える方が、お互い良い気持ちになるでしょう。

忘れ物を教えてあげた親切に対して、もし謝罪が返ってきたら、私の親切が「あなた悪いことしてますよ😠」→「悪いことしてすみませんでした」という"悪事への指摘"に変わってしまいます。

忘れ物を教えてあげた親切に対しては、感謝を返すのが自然なコミュニケーションだということが分かりますね。


さて、このように"感謝"すべきところを"謝罪"してしまう人が非常に多くなっているのですが、それはなぜでしょうか。

それは、罪悪感をいつも感じて生きている人が増えているためだと私は考えます。


罪悪感とは、自分を責める気持ちです。

自分を責めることは、実は依存症とも言えるほどに習慣化しやすい行為なのです。

そのメカニズムと、対処法については、過去の記事をご覧下さい。



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