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書評集

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何も評していないので厳密には書評ではないのだが書評以外に良い言葉がないので書評と名付けている書評マガジンです。良い言葉を募集中です。
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記事一覧

ランチェスター思考(著:福田 秀人、東洋経済新報社)

ランチェスター戦略の考え方について、そもそもの戦略の考え方のような前提から丁寧に説明して…

限界読書
22時間前
4

マネジメント(著:P.F.ドラッカー、訳:上田 惇生)

言わずと知れた名著。「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読ん…

限界読書
1日前
3

エマニュエル・トッドの思考地図(著:エマニュエル・トッド、訳:大野舞、筑摩書房)

概要歴史人口学者のエマニュエル・トッドが、筑摩書房の創業80周年記念出版として書き下ろし…

限界読書
11日前
4

HIGH OUTPUT MANAGEMENT(著:アンドリュー・S・グローブ、訳:小林薫 、日経BP)

以前紹介した「パラノイアだけが生き残る」の著者である、インテル元CEOのアンドリュー・グロ…

限界読書
1か月前
2

まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書(著:阿部幸大、光文社)

本書を一言であらわせば、「論文執筆のマニュアル本」だ。但し、ただのマニュアル本ではなく、…

限界読書
1か月前
12

ミンツバーグの組織論――7つの類型と力学、そしてその先へ(著:ヘンリー・ミンツバ…

本書におけるミンツバーグのメッセージ:組織は複雑であり、固有性を持つヘンリー・ミンツバー…

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1か月前
7

知的機動力の本質 アメリカ海兵隊の組織論的研究(著:野中郁次郎、中公文庫)

アメリカ海兵隊という組織の独自性と複雑性に切り込み、組織全体として暗黙知を取り込み無限の自己革新を実現し続ける「知的機動力モデル」の観点から説明した名著。 海兵隊の最大の特徴:暗黙知を重視し、取り込み、活かす本書で示されている海兵隊の最大の特徴は、暗黙知を重視した組織設計と改善プロセスが内在している点だ。 「暗黙知を大切にするということは、人間の主体的な信念、価値観、感性、ひらめきを重視するということ」であり、「海兵隊は戦争のアートは科学を包括するとしている」と本書では説

Simple 「簡潔さ」は最強の戦略である(著:ジム・バンデハイ、マイク・アレン、ロイ…

2017年に設立された新興メディアにもかかわらず、既に670万人もの定期購読者を有する「アクシ…

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2か月前
11

リーダーシップ論(著:ジョン P. コッター、訳:DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビ…

33歳(当時の史上最年少記録)でハーバードビジネススクールのテニュアを獲得したコッター氏が…

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2か月前
10

巨象も踊る(著:ルイス V.ガースナー Jr.、訳:山岡 洋一、高遠 裕子、日本経済新聞…

IBMの再生という史上最大規模のターンアラウンド案件の実践記録であると同時に、「卓越した組…

限界読書
2か月前
11

パラノイアだけが生き残る(著:アンドリュー・S・グローブ、訳:佐々木 かをり、日経…

インテルの元会長兼CEOであるアンドリュー・グローブ氏が、インテルの経営戦略の転換について…

限界読書
2か月前
3

読書する人だけがたどり着ける場所(著:齋藤孝、SB新書)

普段は手に取らない本を、と思い購入。メディア出演もされていて有名な齋藤孝氏による、累計20…

限界読書
2か月前
7

エッセンシャル思考(著:グレッグ・マキューン、訳:高橋 璃子、かんき出版)

インダストリアルデザイナー(ブラウンの元デザインチームチーフ)のディーター・ラムス氏が語…

限界読書
2か月前
6

ハーバード式「超」効率仕事術(著:ロバート・C・ポーゼン、訳:関美和、ハヤカワノンフィクション文庫)

日本語のタイトルは「ハーバード式」という言葉がついているが、原題はシンプルに”Extreme Productivity”。弁護士、資産運用会社の役員、トップビジネススクールの講師等に従事し、弁護士時代には「東海岸で一番仕事が早い弁護士」と顧客に呼ばれたほど生産性の高い人物が、著者であるRobert Pozen氏。著者は「どうしたらそんなに多くのことをこなせるんですか」という質問をよく受け、HBRからインタビューを受けた記事が話題となり、反響が大きかったため本書が執筆された。