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保育園に行きたがらない…デジャブ…。

19年間、中学校の教員をしています。
その間に、3人の子どもの産休育休を頂きました。
その後、フルタイム、部分休業の制度を利用して続けてきました。
今、休職中。


一番下が保育園を行きたがらないのだけれども…

少し前からあった…。
兄弟の交代ずつの風邪で、しばらく休みが続いた時。
いや、その前から、ちょっと
「保育園苦手なの…。」ということもあった。

「保育園休み、行かない」とはっきり宣言する。
こちらは準備万端。
あとは、着替えていくだけ。
ところが、逃げ回る、脱ぐ、睨む、訴えるで朝から戦い。
一番上の息子のときとデジャブだ…。

あのときは、産休育休で私が休みだった。
今回は休職中。一番下は、私が休職中なんてわかってはいないけれど、
何かを感じ取るのだろうか。

休職していることは保育園にも連絡済み。
それでも、通っていいいと言ってくれた。

でも、朝からこの息子の連れて行こうとすると睨みつける顔、
暴れ出す保育園児。

保育園に登園させる意味を見失った…

あれ、保育園ってこんな顔させてまでいくところだっけ…?
理由をいろいろ聞くけど、ころころ変わる。
先生に言ってみて解決しようといっても休むの一点張り。
そもそも保育園って行かないといけないんだっけ…?
私が働くために預けてたんだっけ?

「親が休職したら、子どもも不登校になった」なんてSNSを最近見た。
でも、エネルギーをためているところだから、子どもが学校に行かないことも、自分の中で許せたなんて投稿を思い出した。

子どもの行かないを尊重して何日か休ませてみる。
でも、改善の兆しはないけれど。
このまま永遠にいかなさそう。

夫に相談すると、
「朝年休取って俺が連れて行くしかないか」と。
いやいや、朝のあの顔見て。無理やり連れて行くものなの?と思う自分。

行かせるべきか、休ませるべきか

でも、療養期間の私には、
まだまだエネルギーはなかったようで、
元気な園児と日中二人っきりで何日もつきっきりだと
エネルギーが消耗していたようで、
夫からも長男からも最近、会話が喧嘩腰で余裕がないと注意を受けた。

もういいじゃん、心ゆくまで休ませて、という自分もいる。
でも、保育園の送迎、買い物くらいしか家を出ない生活のため、
保育園行かないと、家を出る機会をなくし、引きこもり生活。

やすみグセがつくから行かせたほうがいいかも…。
今後、私が仕事をしたときに困るとも思ってる…?
でも、今しかないから休ませて一緒に過ごすほうがいいんじゃない?
行かせないと行けないの?
のモヤモヤ状態。

通院の際に、主治医に今週こんなことでもやもやし
心が落ち着かなかったと話すと、
大きなため息とともに、
「そもそも休みグセなんて言葉は私はないと思っている。
頑張れ、頑張れ、頑張れって言われ続けたら、苦しいでしょ。
人間休んでエネルギーがたまったら、動くんです。」
と叱られた。

確かにそうです。今の私の状態を見たらまさにそうです。
でもね、親心としては、やっぱり心配です。
と思いながら、さらにモヤモヤしながら帰ってきた。

保育園からの電話

保育園から電話が入る。
「保育園に来ると、楽しそうに過ごしている。なんでも取り組んでいる。
家ではエネルギーは切れるのかな。
生活習慣もあるので、ぜひ、連れてきてください。」

保育園の先生は先生で、いろいろ考えてくれている。
勝手に、行ってもいかなくてもいいか、くらいの気持ちだったことに少し反省。

今週は2日間は、なんとか行った。
来週はどうだろう。

長男からのアドバイス

一応、登園しぶり先輩の長男に聞いてみた。
登園しぶりだったあのときはどんな気持ちだったのか。
今の弟にどう対応したらいいか。

長男の返事は、
「めんどくさかったんだよね、行っても面白くなかったし。」
「でも、行ったら面白かったんだ。」と弟に話しをする。

卒園の年に、登園をしぶった長男。
小学生になったときに、こんなことを言っていた。
「保育園のときの自分はなんてムダな時間を過ごしたんだろと後悔している。もう、保育園のときのメンバーと同じ時間を過ごすことはないんだよね。貴重な時間だったんだよ。それを1ヶ月くらい行かないときがあって、
もったいないことをしたよ。」って。
だから、弟にも「言ったほうがいいよ、貴重な時間だよ」とアドバイスしているときがある。
弟がどこまでわかっているかはわからないけど、経験者からのアドバイス。

結局、親って悩む

仕事をしていたときって、無理やり行かせてこと、一緒に過ごせないことを悩んだし、今では、一緒に過ごせる時間も作れるけど、今後のことを思っては悩むし。
正解がないから、ずっと悩んでるんだなと思う。
長男のように、数年後に答えがわかったりもするし…。
今回の最適な回答を見いだせないまま、一日一日を子どもを向き合うしかなさそう。



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