映画語り 『レオン』
記事の本題に入る前になりますが、
テレビ朝日版のマチルダ(ナタリー・ポートマン)の吹き替えを担当された篠原恵美さんの
ご冥福を心よりお祈りします。
幅広い作品を届けて頂き、本当にありがとうございました。
1994年公開の1匹狼の殺し屋と家族を失った少女の交流と復讐の物語『レオン』についての
感想・印象に残った事を書き綴ります。
1.こちらの映画を観たきっかけ
今から30年前の映画となりますが、
私が実際に鑑賞したのはつい最近となります。
映画の事は存じておりましたが、
殺し屋が少女と出会い育てるストーリー
なのかな~と、ぼんやり把握している程度
でした😓
U-NEXTで視聴が可能でしたので、
ふと思い立ち初めて『レオン』を鑑賞した
ところ…
時代に名を残す名作であると感じました!
2.印象に残った名優達
1)ジャン・レノ
本作の主人公レオン・モンタナを演じました。
女子供は手にかけないとポリシーを持つ有能な
殺し屋が隣の部屋に住む少女マチルダの命を
救い、共に暮らす内に心を許します。
寡黙で孤独な殺し屋がマチルダと出会い
変わっていき人間味が出てくるのが良かったです😊
マチルダを想い、復讐をやり遂げた最期の
シーンは涙が出ました…。
当初、主演候補は名だたる俳優ばかりであり
ジャン・レノご本人は、選ばれると思っておらずとても喜んだそうです🤔
2)ナタリー・ポートマン
本作のヒロイン、マチルダ・ランドーを
演じました。
今となっては名高いナタリー・ポートマンの
映画デビュー作でありました。
2,000人以上の候補者の中から、マチルダ役に大抜擢されました。
最愛の弟の仇討ちを果たす為、
レオンと師弟関係となりますが、徐々に絆を
深めていきます。
映画デビュー作とは思えない程の演技力に
驚かされました😳
最後のシーンのレオンの形見の植木鉢を庭に
植えて「もう安心だよ、レオン」という台詞が心に残っています。
3)ゲーリー・オールドマン
本作の悪役ノーマン・スタンスフィールドを
演じました。
麻薬取締局の刑事でありながら、麻薬密売組織を裏で操り、自身も薬物中毒者でした。
冷酷非情な性格であり、女・子供であっても
躊躇なく手にかけます。
とにかくこの人の演技は恐かったです…。
ゲーリー・オールドマンがアドリブで取り入れたシーンがいくつかありましたが狂喜に満ちていました😖
インパクトが強すぎて、印象に残りましたが
2時間13分の映画の中でたった16分57秒しか
登場していないのが衝撃です!
この方は、紛れもない名優です👍️
3.終わりに
私なりの感想を書き綴りました。
名作は、どんなに時が経っても色褪せない事を大いに感じさせて頂きました!
レオンの主題歌「Shape of My Heart」を
良かったら聴いてください。
最後迄お読み頂きありがとうございました🙏