うつ短歌4
きりりと太陽に向かう向日葵よ 日陰の道をうつむいて歩く
いっそ消えてしまいたいと思った日 翌朝にはただ歯を磨いている
太陽にこうべを垂れる向日葵とぼく 落ち込んではいないのだけど
夏を無視しながら眠るボンとミン ゲンキも不安を無視できたなら
「してあげる」より「させていただく」淡々と揉ませていただく下痢気味の猫
5錠でも溺れる僕を掬うは 向日葵の黄とあの人の声
ジグソーパズルごときにも爪を噛む どうか心にもOS-1を
きりりと太陽に向かう向日葵よ 日陰の道をうつむいて歩く
いっそ消えてしまいたいと思った日 翌朝にはただ歯を磨いている
太陽にこうべを垂れる向日葵とぼく 落ち込んではいないのだけど
夏を無視しながら眠るボンとミン ゲンキも不安を無視できたなら
「してあげる」より「させていただく」淡々と揉ませていただく下痢気味の猫
5錠でも溺れる僕を掬うは 向日葵の黄とあの人の声
ジグソーパズルごときにも爪を噛む どうか心にもOS-1を