久しぶりの公演観覧とステージへの想い
昨日は久しぶりの公演観覧をしてきました。
まだまだ舞台関係開催には否定的な意見も見られますが、世間でもウマ娘ライブをやっていたりと、少しずつ舞台関係が開催できるようになって良い傾向でしょうか。
今回の公演内容はタップと音楽です。
演劇は何度か観たことがありますが、観る側になるのは初めてですね。
観る側というのも企画があった年度はステージに立たせてもらっているので、完全なお客さんとして観るのは新鮮な感覚です。
詳細な公演内容は書くことが出来ませんが、きちんと客観的に観ることによって学べることは多かったです。
やはり、演者とお客さんがいて舞台。
それぞれの視点を経験しないと良い舞台は作れないですよね。
そして、公演を見ていると思うことがあります。
それは・・・
「なんで自分はあそこ(ステージ) に立っていないんだろう」
・・・と。
まぁ、ステージに立つ努力をしていないから立っていないのは明白ですが、舞台って良いなって改めて思うわけです。
実は子供の頃からステージに立つ夢は何度も見ていました。
当時はステージに立つなんて考えもしなかったし「自分なんかがステージに立てるはずがない」って夢としても諦めていたんですよね。
そこから十数年、大人の階段を登りきって夢という夢が自分から離れてしまったある日、いつもなら目も通さない広告で募集を見つけるわけです。
「演劇基礎を学びながら公演を行います、未経験者の方も大歓迎!」
その頃はステージに立つ夢を忘れていた代わりにプライベートでキャラ操演をしていました。
操演の技術向上には演劇基礎も必須だと思い『未経験者の方も大歓迎』という言葉を信じて参加することにしたわけです。
未経験者大歓迎という割には公演に辿り着くまでなかなか苦労した覚えはありますが、本番を迎えたステージに立った時に思い出したのです。
「あ、これって子供の頃に見た夢のシーンと同じ・・・」
子供の頃、ステージに立てるはずがないって諦めていた夢が正夢になり、夢が現実になった瞬間だったのです。
これは数年前の自分に言っても信じられないことです。
チャンスは些細なこと、それを拾えるかどうかで夢に繋がっていくわけです。
年齢で離れてしまった大きい夢も出てくるとは思いますが、小さい夢はまだ掴める距離にあったりします。
自分の『ステージに立つ夢』が叶ったと言っても、主役でもソロでもありませんし、何百人もお客さんが集まるプロというような大きい夢ではありません。
今現状で掴むことができた『ステージに立つ夢』は周りから見たら小さい夢に見えるかもしれませんが、夢が叶ったのは事実です。
小さい夢を掴んだら終わりではありません、新しい景色が新しい小さい夢が見えてきます。
今日はこの辺で。
ギアでした。゜ω゜)ノ
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