集団討論回答案 【令和6(2024)年度 栃木県職員(大学卒業程度)採用試験〔行政〕早期枠 課題 「健康寿命の延伸について」 】
課題 「健康寿命の延伸について」
あなたは、本県の職員です。
少子高齢化の進行や生活習慣の変化、新型コロナウイルス感染症の流行により、医療や介護に係る社会負担の増大が懸念される一方、価値観や行動様式が多様化する中で、日々を健康に過ごす重要性が高まっています。
こうした状況を踏まえ、本県は「総合的に」県民の健康寿命※1を延伸するため、様々な部署からなるプロジェクトチームを立ち上げることとなり、あなたは、上司から所属する部署※2を代表してプロジェクトチームに参加するよう指示されました。
そこで、他のメンバーへのプレゼンテーションを想定し、所属する部署を明示した上で、あなたの考える取組を提案してください。
※1 健康寿命…健康上の問題で日常生活が制限されることがなく生活できる期間
※2 現在栃木県に存在する部署名である必要はありません。「まちづくりを所管する部署」や「スポーツ振興を所管する部署」など具体的な業務が分かるものとしてください。
【参考資料】
https://www.pref.tochigi.lg.jp/k02/pref/saiyou/kenshokuin/documents/koujutu1kadai.pdf
【回答案の概要】
本回答案においては、集団討論開始時に手元で書く検討メモ(構成メモ)における内容をフレームワークに沿って記載してあります。そのため、本番では、この流れに沿いつつ、他の受験生との議論で出た意見を汲み取って集団討論を進めてください。
※情報量が多いので、(スマートフォン・タブレット等の小型端末ではなく)PCからの閲覧が望ましいです。
0.方針策定
問題文を見て、脳内で想定した方針・今後の進み方の予測を立ててみる。
(1).概観
ア.概要
ザ・普通の健康。自治体の試験によくあるベタな出題。昨年度も「スポーツを通じた健康づくり」だったし、もしかすると栃木県ではトレンドかも?
イ.政策・知識面
指定課題が事前に公開されていることもあり、(以下の本回答例を見ない限りは)あまり受験生間の差は付かなそうな印象。
ウ.ソフトスキル面
ここで差が付きそう‼️(ex.相手の話を積極的に聞く、建設的に議論を進める、等)
(2).時間について
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