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#068:三重県に漁業体験に行ってきました!

こんちゃす。G組飼育係です。

先日まで、三重県のとある漁村に漁業研修に行っていました。
三重県、とても静かで綺麗な場所でしたよ。
また行きたい…。(すでに三重県ロス)

今回は漁業研修日記を書いていこうと思います!

私がお邪魔させていただいたのは『株式会社ゲイト』様(以下ゲイト)です。
面倒を見てくれたのは、西ちゃんまっちゃんという女性スタッフ二人です。
西ちゃんは元気でおおらかな元料理人で、まっちゃんは優しくてとっても美人なお姉さんでした!

実は三重での業務のほとんどは女性スタッフだけで行われているのです。
もちろんも女性だけで行われています!

左が西ちゃん右がまっちゃん
二人ともとっても良くしてくれました!

ゲイトは自分たちで魚を獲って、それを調理し、そして自社経営している居酒屋で提供するという、六次産業化の代表例のようなことを行なっている会社なのです。

六次産業化についてはこの記事をチェック!

自分が体験したのは加工です。
実は居酒屋経営は三重県とはかけ離れた東京の都心で行なっており、三重県で漁獲、加工されたお魚は、西ちゃんまっちゃんによって東京まで運ばれて行くのです
すげぇ…。
居酒屋の名前は『くろきん』。
東京の神田にあるお店です!

まあそれは置いておいて、まずは漁業です!
ゲイトは三重県にいくつか定置網を持っており、そこで魚を捕まえます。
本当は朝早くに漁に出ますが、今回はお昼過ぎからゆっくりと定置網に向かいました(笑)
網はたくさん海藻が付着しており、持ち上げるのにはかなりの力が必要でしたが、普段はこれを女性だけでやってると考えると驚きです。

ここで一個ポイントがあります!
なんとゲイトは市場価値の高いお魚(マアジやイワシ、カツオなど)は売ってしまい、市場価値の低いお魚(メアジやニザダイ、アイゴなど)だけを加工場に持って帰るのです!

市場価値の低いお魚たち

ゲイトの特徴的な方針として、扱う魚は基本的に漁師が捨てちゃうような魚というのがあります。
この市場価値の低いお魚たちには、例えば痛みやすかったり、処理が大変だったり、味が薄かったりなど様々な理由があります。
ですがそれを自分たちで美味しく加工することで、東京のお客さんにも喜んでもらえるような料理に変身させられるのですね。

そして少しフライングしてしまいましたが、続いて加工場でのお仕事です。
定置網で獲れた価値の低いお魚たちは、ここで鱗や内臓を取ったりといった下処理をされます。
さらにを振ったりタレをかけたりして味付けされて、なんなら火を入れてしまうものもあります!
東京の居酒屋には、本当に温めるだけで食べられるような状態で届くのです!

魚を捌くのは少しコツが必要でしたが、慣れると結構楽しい作業でした!
誰かの口に入るものを自分が作っているという感覚は、自分を少しワクワクさせてくれました(笑)

以上で体験内容はお終いです。
え?短い?

あとは港から生き物を捕まえたり、隣町に遊びに行ったりと、自由時間を楽しんでいました!

漁港にいた化け物テヅルモヅル

隣町の景色に圧倒

それと、ご飯は西ちゃんまっちゃんの手作り料理を頂きました!
一口食べただけで笑顔になってしまうほどのもので、毎日お腹いっぱいになるまで食べてました。
これが市場価値の低いお魚達だとは信じられないほど美味しかったです!

非常に充実した漁業研修(ただの旅行!?)でした!
結構遊んでばかりでしたが、初めての漁業体験や料理作りのお手伝いなど、大きな経験ができたのも実感しました。
これからの勉強の糧にしたいです。

ゲイトが行なっている六次産業化は時代の最先端を行っています。
皆さんもぜひ『くろきん』に行ってみてください!
もしかしたら私が調理した魚を食べることになるかも…!?

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