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【ニュース感想文】フジ、CM差し替え50社超/日産や花王、急拡大

こんばんは!
リクエストありがとうございます!小栗義樹です。

本日はニュース感想文を書かせて頂きます。気になったニュースを題材に、あれこれ好きなことをいう試みです。

本日の題材はコチラです!

フジ、CM差し替え50社超/日産や花王、急拡大
です。

フジテレビと元SMAPの中居さんの話がごっちゃになってしまいよく分からないというお問い合わせを頂きました。確かに、いつの間にかフジテレビの話になっているように感じている人もなかにはいるのかもしれません。

僕自身は、このニュースに触れるつもりは無かったのですが、せっかくご質問を頂きましたので、簡単に所感を記事にしてみようと思います。

ニュースを見るときのコツは「流れ」だと思います。トランプさんがアメリカ大統領になったことが今こんなに盛り上がっているのも、過去に一度トランプさんが大統領になっているからです。今回が初めての当選だとするならば、盛り上がりはするでしょうが、こんなに色々なところで議論されたりはしないと思います。

こんな感じで「流れ」を意識しながら、観たり読んだりすることがニュースの面白さだと思います。

では、今回のフジテレビのニュースを流れで追うとどうなるのか?

発端は、元SMAPの中居さんとある女性との過去のトラブルです。このトラブルはすでに示談が成立しているとのことで、9,000万円もの示談金を払ったという事が連日ニュースになっていました。

次に、中居さんが事件に関して声明を発表しました。ここでは、すでに示談が済んだので芸能活動は問題なく続けますという部分が問題にされていました。

そして次に、そもそも中居さんに差し向けられた女性はフジテレビのスタッフが上納したのではないかという話が問題点となりました。その後、この女性とは別のフジテレビと関係のある方が沢山の証言を出し始めました。

最後に、世間からの向かい風に対して、たまらずフジの社長が会見を開きます。しかしこの会見はあからさまな情報規制が敷かれており、世間からの批判が加速することになりました。気づけば、50社近い企業がフジテレビへの広告出稿を取りやめるという、今回の題材記事のような展開になったというわけです。

大袈裟に連日ニュースになっていますが、まとめると400文字程度の事です。いくつか腑に落ちない点があるので、混乱する人も多いのかなと思います。

まず発端である中居さんと女性のトラブルですが、これについては示談が成立しています。外野がやいのやいの言っても何も始まりません。要するに、騒がれている大部分は憶測だと思います。

次に、中居さんとトラブルになった女性がフジテレビと関連があったというのは多分本当なのでしょう。しかし、これも結果的に憶測が憶測を呼んでいるように見えます。何度も言いますが、示談が成立しているのなら外野がどうこう言っても仕方がありません。

ここ最近ずっと問題となっている「キャンセルカルチャー」の1つだと思います。

本来、示談が成立しているのなら、中居さんは今まで通り芸能活動を行ってもいいはずです。しかし、今まで通りに続けられるかどうかは全くの別問題でしょう。憶測とはいえイメージが下がってしまったタレントに、スポンサーがお金を投じることはありません。少し古いですが、ベッキーの例がすごく分かりやすいと思います。

ファンからのダイレクト課金が見込めるのなら、youtubeでもオンラインサロンでもファンクラブでもやって、すぐにでも芸能活動を再開することが出来ると思います、しかし、そうではないのなら再開しても今までのように稼ぐのは難しいと思います。残念ながら、これが現実です。

これは、松本人志さんがダイレクト課金で「ダウンタウンチャンネル(仮)」を作ろうとしている事からも見て取れると思います。この2人の境遇は似ているなと、僕は思っています。

次に中居さんに女性を差し向けた可能性があるフジテレビについてです。これも憶測です。本当かどうかがニュースで流れていません。そういう証言をしている方が沢山いるというだけです。もちろん、証言が沢山あるので信ぴょう性は高いですが。

その上で、今一番大きな被害を被っているのはフジテレビだと思います。題材記事にもある通り、50社近い企業がテレビの生命線である広告を打ち切ろうとしています。

どうしてこんな風になっているのかといえば、フジテレビの会見に問題があったからです。情報規制と真のトップではない人間による会見が問題の原因にあると思います。

要するに、ハードな隠蔽体質が露呈したことに対して、多くの人が腹を立てているということです。いやほんと、中途半端に会見なんか開かない方がマシだったように思います。

WEBメディアによる会見参加の禁止・真のトップである日枝さんが会見しないなどの対応が、多くの人の癪にさわったというのが今回の流れです。結果的に、イメージを大きく損失したことが企業の広告出稿をストップをかけました。そりゃそうですよね。憶測でもイメージを落としたタレントに、スポンサーがお金を投じないのと同じです。その感覚は、当然企業にも適用されます。

イメージが悪い場所で宣伝をすれば、自分たちのイメージも下がると考えるのは普通です。だからこそ、ここは挽回するための一手を打つべきだったと僕は思います。

一連の流れは、こんな感じです。

簡単に言えば、憶測(噂話)で多くの人間が盛り上がり、結果的に1人のタレントと大きな企業のイメージが失墜したという話です。

正直、めちゃくちゃどうでもいい話だなと個人的には思います(笑)

テレビがすでに終焉を迎えつつあることは多くの人が分かっていたはずです。無理に延命させようとした結果、裏で沢山の無茶をやっていたのでしょう。そのツケが今回ってきたと、それだけの話なのではないでしょうか。

暴露による他人の人生の破壊については、マジで怖いなと思います。もちろん、被害者が受けた傷が簡単に消えるとは思いません。でも、人生を壊していい大義になるとも思えないです。

もう1つ、今回のフジテレビへの広告出稿停止を最初に決めたのはトヨタでした。トヨタという日本トップクラスの大企業がフジテレビという大きなメディアからの撤退を決めた、これはめちゃくちゃ大きいインパクトです。一発目がトヨタだったから、出稿を停止する企業が爆発的に増えたと言ってもいいと思います。

別に他にも民放はありますから、そこで出稿すればいいじゃんという考えがあるという見方も出来ますが、僕はそうではないと思います。

単純に、もうテレビはいいやと思ったのではないでしょうか。

今テレビに高い費用を投じて広告を出す理由ってどこにありますかね?15秒とかでしょう?多くの企業が自分でメディアを持つことが出来る現代です。そこなら時間制限もなく、自分たちが本当に伝えたいことを伝えることが出来ます。そんな選択肢があるなかで、わざわざテレビに広告を出す必要性があるのでしょうか?ほぼ無いですよね。

実は企業って、選択肢がないからテレビCMをうっていたにすぎないのではないでしょうか。仕方がないから出稿していただけで、その裏には不満も沢山あったのではないでしょうか。

これは想像でしかありませんが、もしもそうだとしたらフジテレビ以外の民放にも、そこそこダメージがあるかもしれません。そうなると、いよいよテレビは苦しくなる可能性がある。

資産を売却して食いつなぐとか、吸収合併されるとか、そんなことが今後起こってくるかもしれません。平和で安定した企業運営が難しくなるかもしれないわけです。

いずれにせよ、経営体質の改善が求められるのは間違いないでしょう。果たして今の経営陣は逃げ切ることが出来るのか?この辺りを追いかけるとニュースが面白くなるのではないかと思います。

メンバーシップでは、本日の記事の編集後記を掲示板を使って書く予定でいます。興味があれば遊びに来てください。

ということで、本日はこの辺で失礼いたします。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
また明日の記事でお会いしましょう!





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