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臍下の一点でコマを回してみた結果


藤平光一先生の氣の本で知った「臍下の一点」。その臍下丹田でコマを回す!
実践中。
53年の人生で、一回もやったことのない稽古です。
果たして、そんな芸当できるのか?!

最初は、丹田の位置もよくわかってないし
集中力も続かない。


氣がつくと、いつのまにかコマも意識も
どっかへ行っちゃってる。

氣がついたらそのたびに、
根氣よくやり直す
これを地道に繰り返していきます。


身体の全部のパーツの、一番下のところに
何かをアレするらしい。
うまく説明できないんだけど。

つまり、心臓なら心臓、細胞なら細胞の、
それぞれの底辺に、エネルギーを沈める感じですか?

とにかく下の方に、重さを集めるみたいな感じを
イメージして独学でもくもくと稽古しておりました。

やり始めて、割と最初の方で、
なんだか「落ち着き」が感じられました。

「肚がすわる」って言うのかな、、、?

この53年、味わったことのないドッシリ感。
どんだけ浮ついてたんだ?!

うん。この感覚はホント初めて!

そして、
臍下の一点でコマを回すイメージができているのかを
確かめる方法がわかったので
覚書として書いておきます。

先生によると、
臍下の一点に意識を集中していても、
腕を動かしたり
足を上げたりすると
その時に臍下の一点がハズレてしまうという。

なので、腕や足を上げた時に、
そのまま臍下の一点をキープできる稽古をする。


まず、普通に立ちます。

片足を膝から90度に後ろにピョコっと折り曲げます。

バランスとって、片足立ち。


めっちゃぐわんぐわん、揺れてます笑。

この状態を覚えておく。

次に、稽古してきた臍下の一点でコマ回しをします。

足を上げてもコマは止まらない、とイメージしながら

さっきのように片足を後ろに90度曲げて
そーっと片足立ちします。

オー!ファンタスティック!!

なんと、さっきの己とは別人のように
ビクともしませんでした。

嬉しくなって、ついでに
身体の全部のパーツを、それぞれの一番下に
重心をおろしたバージョンでも
やってみた。



ワオ!アメージング!!!

ぜんぜん、安定感がちがう!

ということは、
おそらく私の「臍下の一点って、この辺かなぁ??」
というイメージで、大きくズレてることはなさそうです。

だって、まるで安定感がちがうから。

まあ、独学なので、間違ってるかもしれないけど
誰かに手取り足取り習ったとしても
最後は自分の体感でしか、答えは出ないんだから

引き続き、このイメージで、
自分の感覚と直感に従って
起きている間のほとんどを過ごすことを目標に
稽古に励む所存です。


やってみて思ったのは、
私が中学くらいまでは、知らず知らずのうちに
この臍下丹田から出ているエネルギーを
使って生活していたかもしれない。

私は特に武道をやっていたわけてもないし、
スポーツは部活くらいしかやってないし
運動は苦手だし。
ジャッキーチェンは大好きだったけど(それあんま関係ないね)。

おもに、人とのコミュニケーションや
受験勉強の時などに使っていたと思います。


なんせ、臍下の一点に氣を向けると
なぜか自動思考も消えることがわかったし、
精神は水を打ったようにシーーーンとなるし
驚いています。
見える世界が変わりました。

浮ついていた自分が、どこかへ消えてしまったような
別人に生まれ変わったような
パラレル大移行したかのような?

まだまだ今年、来年は特に、心を揺さぶられることが
次々に起こると予想されています。
こんな時だからこそなおさら
というか今だからこそ
臍下丹田を鍛えて、どっしりとはらを据えて

ぶつかっても蹴られても
ビクともしない強い精神と胆力を鍛えたいと
あらためて思いました。

どっからでもかかってこいやーーー!!
(うそです、お手柔らかにお願いします)

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