「国際結婚 → 夫婦で日本へ移住」 イギリス人夫の配偶者ビザ申請
※ 国際結婚 → 私のイギリス配偶者ビザ取得までの記録はこちらをどうぞ。
以前のブログでは「イギリスにおける私の配偶者ビザ取得」について書きましたが、事情により、今度は夫婦で日本に移住することになりました!
私の学生ビザが切れてから早1年。こうして結婚後も離れ離れにならずに一緒に暮らせているのも、60万円もの大金をはたいてゲットした配偶者ビザ(とその申請期間)のおかげです。
しかし、イギリスでの暮らしを通して「イギリスと日本、それぞれの国に生活の基盤を置く良い点・悪い点」を二人でよく話し合った結果、日本への移住を決めました。
現在コロナの影響で外国人の日本入国は制限されており、イギリス人の夫が日本に入国するには私の配偶者としてビザを取得する必要があります。
イギリスで私の配偶者ビザを申請した際は、既に持っているビザが切れるまでに申請しなければいけないという時間的リスクと、万が一却下されたら申請料が無駄になるリスクを考慮し、イギリスの法律事務所にサポートの依頼をしました。
今回もまず、行政書士の方にオンライン無料相談をしていただき、以後のサポート金額17万円の見積もりを渡されました。夫婦同時帰国に際し、日本に税金を納めていない私が夫の保証人になれず、代わりに私の親に保証人になってもらう必要がある複雑な手続きとのことで、この値段になるとのことでした。
しかし、時間に追われているわけでもなく、日本での配偶者ビザ申請には申請料がかからないということもあり、今回は私が自力で夫のビザ申請を行うことにしました。
以下、出入国在留管理庁のホームページを参照し、在英大使館に確認しながら申請した詳細を記します。
在留資格認定証明書(COE)の取得
配偶者ビザ申請において、まず、申請者(外国人配偶者)の在留資格認定証明書(COE)を取得し、申請者のいる国の日本大使館でビザ申請をする際に提出するというのが、一番確実な方法だと知りました。
この方法の他に、短期ビザで日本に入国してから配偶者ビザに切り替える方法や、COEの取得をしないまま大使館に直接ビザ申請する方法などもあるそうですが、私たちはより確実そうなCOE取得から始めることにしました。
以下、COE申請書類です。
※出入国在留管理庁ホームページより
https://www.moj.go.jp/isa/applications/procedures/zairyu_nintei1.html
私は現在イギリス在住で、夫と共に帰国するので、⑤の税金に関する証明ができません。その為、⑥にある申請人(夫)の身元保証人を私ではなく私の父になってもらい、父に以下の書類を揃えてもらいました。
これに加え、③にある私の戸籍謄本、⑩の返信用切手、嘆願書(夫がCOEを取得できるようお願いの文書)も、父に用意してもらいました。
また、イギリスでの夫の残高証明書、雇用証明書、6ヶ月分の給与明細 (すべて英語のまま) も念のため用意しました。
イギリスで揃えた書類を実家に送り、父に用意してもらっていた書類と合わせて出入国在留管理局に提出してもらいました。
後日、実家にCOEが届き、イギリスに送ってもらいました。
両親に感謝!!
配偶者ビザ申請
以下、大使館に提出した配偶者ビザ 申請書類です。
在英大使館まで、申請書類提出とビザ受け取りの計2回、事前にオンラインで予約し、申請者本人が直接行かなければなりませんでした。
配偶者ビザ取得までのタイムライン
6月9日 COE 申請
8月11日 COE が実家に届く
8月16日 COE がイギリスに届く
8月17日 ロンドンの日本大使館で配偶者ビザ申請
8月26日 夫の元に大使館からビザが下りたとの電話あり
8月31日 ビザ受け取り
まとめ
コロナで外国籍の人たちの入国が制限されている中、日本の両親の協力のもと、夫が1年期限の配偶者ビザを取得し、やっと二人で帰国できる目途が立ちました。
帰国する際も、PCRテストを何度もクリアし、隔離期間を経てやっと自由になれるとのことで、まだまだ気は抜けませんが、日本での生活を楽しみに乗り切りたいと思います。