無の状態で過ごす休日が向こう1ヶ月の質を上げる
本業と副業に取り組み続けていると、業務を効率的に進めるために、自然と日々の全てがルーティン化します。
すると、それらのルーティンをこなすことに飽きるタイミングが来ます。
そのルーティン通りに生活していれば成果を出し続けられるのに、ただの繰り返しの日々に飽きてしまうのです。
うまくいくのが分かっているのにそれを実行したくない、というなんとも厄介な状態です。
こんなときに私は、時間に追われず無の状態になって過ごす休日を月に1日程度設け、この状態から抜け出しています。
ビジネスでもプライベートでも、日々の生産性向上のために、あえて生産性0の時間を設けることが重要ではないでしょうか。
生産性に追われすぎると良好な結果が得られているのに精神面では不安定になりがちです。
たった1日、無になる日を作るだけで、向こう1ヶ月のモチベーションを上げることができます。
向こう一ヶ月の生産性を上げるための休日の作り方
それでは、私が実際に送った、一昨日の晩から昨晩までの過ごし方をご紹介します。
前日の夜は食事制限を0にする【準備】
無になる休日を実践するために、前日の夜に準備を行います。
前日の夜は、食事制限を0にするのです。
やはり食べることは人を幸せにしてくれます。
好きな人との食事であればなおさらです。
一昨日は、友人とお気に入りのお店でお酒を飲んで近況を話し合いました。
ほろ酔いになって
〆のラーメンもしっかり食べて
いつもの寝る時間を一切無視する
幸福度が高いですが、体調はどうしても崩れます。
身体に望ましくないのは間違いないですが、あえてこの普段の規則正しい自分の生活を壊してあげることが、ストレスを発散するためには不可欠なのです。
一回壊してあげると、日々の生活リズムの重要さについて身をもって理解できる、といったメリットもあります。
成果と時間に一切追われない行動に専念する【無の実践】
前日にお酒を飲んだ、睡眠不足の当日は、仕事をするべきではないでしょう。
体調が好ましくない日は、何をしてもパフォーマンスが上がらないものです。
私は、主に休日はwebライターとして記事執筆をしていますが、この無の状態で過ごすと決めた休日には、スプレッドシートを開くことすらしません。
私が昨日、無の状態で行ったのは
いつもより念入りに歯を磨き、フロスをする
爪を切る
ひげ・眉毛などを剃る
靴を磨く
掃除機をかける
などです。
これらは何ら集中力がいりませんし、普段の仕事・プライベートの日には時間を割くのがもったいないと感じる行動でもあります。
「今日は何も成果を上げなくてよい」と決めているからこそ、時間を意識せずに無心で取り組めます。
スケジュールが詰まっている日には、丁寧に爪を切ったり、靴を磨いたりするのって難しいですよね。
また、これらの行動を通して、普段の自分自身をいたわることもできます。
身体や生活環境の細部を整えてあげれば、翌日からの生活の生産性が大きく向上するのは間違いありません。
翌日の準備も兼ねていると意識すると、時間に追われず好きなペースで生活している罪悪感がなくなり、ストレスが溜まったタイミングでまたこの生活をしたい、と思うようにすらなります。
元の生活に戻る準備をする【心と身体の微調整】
ひたすら無の状態で生活していると、精神的に落ち着き、また肉体的にも疲労が取れてきます。
ストレスを発散できたこの日の夜には、翌日から始まる元の生活に戻る準備をするとベストです。
これは無理せず行わず、場合によってはただ早めに寝るだけでも十分かもしれません。
翌日のための準備として、私が昨晩行ったのは以下になります。
30分ほどの散歩
普段より長く湯船に浸かる
ストレッチをする
ゆっくり小説を読む
早めに寝る
これらを行った次の日の朝は、いつも以上に気持ちがいいものです。
今朝も、非常に落ち着いた状態で、記事執筆を進められています。
見方によっては、お盆休みの初日を無駄遣いしてしまったと言えるかもしれません。
決してそうでなかったと、これからの連休で証明したいと思います。
まとめ
お金
時間
健康
の使い方を追求し続けると、日々の些細な行動に対しても、「生産性が低くないか?」と考えてしまいます。
ただ、何でも効率や生産性を追い求めていると、どうしても疲労が溜まってしまうものです。
普段は成果を人一倍求める一方で、無駄も心から楽しめる余裕がある、そんな人を目指したいと思います。
みなさんは、生産性や余暇とどのように向き合っているでしょうか。
自分流のストレス発散法があれば、ぜひ教えていただきたいです。
ではまた、次の投稿で。
***あわせて読んでいただけるとうれしいです***