カラフルの向こう側。
重ねると、⻘赤緑は、透明に。
こんにちは。クリエイティブディレクターの矢野まさつぐです。
いかに水を濁らせずに組織を成⻑させるか。我々のような少数精鋭のベンチャーは、これが最大のテーマになります。もっと大きな組織でも、一つの部署やチームに置き換えれば同じことが言えるのではないでしょうか。
みんな大好きビジョナリーカンパニー2にも、「(目的地を決めるより)バスに誰を乗せるか、が最も重要だ」という有名な話が出てきます。
例えば、開発チームが、とてもいい感じの雰囲気で日々の業務が進められているときに、他部署から異動になってきた若手(もしくは古参)が、「(“自分”というものをしっかり持っている)私は、チームの空気には飲まれませんよ」と言わんばかりに、チームに馴染まないことで自己主張してくるようなややこしいメンバーだったらどうでしょうか。その1人の存在によってせっかくのチームの力が弱くなってしまいます。
ボクはこの状態を「水が濁る」といつも表現しています。
1人から2人、2人から3人、のように会社やチームが少人数の時は、人が1人増えるだけで、売上もやれることも格段に増えていくので、文字通りぐんぐん組織が強くなるのを体感できると思います。
ただ組織というのは、人が増えれば増えただけ強くなるかというと、皆さんご存知のようにそんなことはありません。一定以上に人が増えると新たな問題が勃発しますし、能力が高い人でも、カルチャーに合わないメンバーが加わると、組織は崩壊の一途を辿ります。
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熱血ブランディング日記
B2B専門ブランディングファームの株式会社レンズアソシエイツ代表取締役兼クリエイティブディレクター。 「4つの質問でピントを合わせる」の出…
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