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ASD、知的障がい児の性のリアル

はじめに

今回の記事は、次男のプライベートにかなり踏み込んだ内容になります。
記事を書いている現在、中学1年生の男子。
知的障がいのASD(自閉症スペクトラム)で言語理解が乏しく、発語、コミュニケーションが2語文程度で、普段は絵カード等を活用して会話するようにしているところです。
知的な発達は遅れているものの、身体的には立派な男子に成長しており、中学生に上がるころから、人と触れ合うことが気持ちがいい、なんだか下腹部(男性精器)を触ると落ち着く、気持ちがいいといった機会が増えてきました。
記事を読み進めると、リアリティのある性の描写や、困っている事、参考にしている書籍やサイトなどなど、かなりディープな内容になっています。
クローズなコミュニティで発信すべき内容も兼ねているので次男と同様のお子さんがいらっしゃる親御さんや関係者の方など、興味をもっていただいた方に読んでいただきたいと思います。
専門家ではありませんので、直接の解決策などは期待されないほうがよいかもしれません。同じ悩みを共有していただけると幸いです。

次男の性のリアル

身体が成長し、精器を触ると気持ちがいいことを知るとモラルや恥ずかしいといった概念が抜けている次男にとっては、どこでも精器を触るようになりました。
触っていると勃起(精器が大きくなる)してズボンやパンツの中に手を入れていただけでは触りづらくなり、パンツから精器を出したりすることもありました。
学校の先生や生徒、放課後等デイサービス事業所(以降放課後等デイの略称)からは
「今日もおちんちんを触っていました」
とか、
「パンツの中に手を入れてニヤニヤしていました」
といった報告を受ける事が多くなりました。

療育の先生や特別支援学校の先生からの提案もあり

・触りたいという気持ちは尊重しなければならない
・触ってもいい場所(パーソナルスペース)を確保してあげる
・パーソナルスペース以外で触っていたらパーソナルスペースに移動して触らせる
・どのタイミングで、どんな時に触りたくなるのかを観察する

といった事を気を付けていきました。

射精行為について

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