みそしる

ぎりぎりお湯と呼べないぐらいの水みたいな温度で書いてます

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★神奈川県・銭湯記事のまとめ

川崎在住の男性・みそしるです。 男とわざわざ名乗ったのは「男湯」のことしか書いてないよアピールです。 神奈川県内の銭湯巡りについて、 大体「市」ごとに分けて記事化してるので、 各記事ごとへのリンクページ作りました。 基本的に「サウナがある」とか「水風呂の温度は20度」とか、 そういう有益な情報は書いてないので期待しないでください。 ただ自分が訪れた時の感想を書いてるだけです。 でもそれが誰かの暇つぶしになるといいな。 すでに廃業された銭湯でも行ったことある奴は、 思い出

    • みそしる映画批評:「首」~たけしのアンサーソング~

      歴史映画としての「首」について この「首」。 歴史映画だと思って観るのはNG! 歴史映画ではなく、たけし映画です。 つまり北野武にせよビートたけしにせよ、何らか「たけし」に思い入れがない人が見ても、全く面白くないでしょう。 何故なら歴史映画としては無茶苦茶だからです。 まず、家臣を気ままに殴ったり殺したりする、「本能寺どころか桶狭間以前に焼かれてるだろ」としか思えない信長。 この信長が「息子ではなく一番デキる家来に後を継がせる」って発言して、みんながそれを信じてこのクソ信

      • ★神奈川(川崎・横浜以外の)全銭湯巡り(2024/09Ver)

        ■はじめに川崎市と横浜市は人口が多いからか、健在な銭湯も多いのですが、 その他の地域はやはり厳しい状況のようで、 銭湯「0」という市町村も珍しくないですね。 なので川崎と横浜以外の銭湯は、 オール神奈川扱いとして、ここでまとめて紹介できればと思います。 ちなみに川崎・横浜の全銭湯はこの記事の前に巡りましたので、 これで神奈川の全銭湯コンプリートです。 全てに至るその記録、良かったら見ていってください。 ■相模原市(6軒)神奈川北部の相模原。 東京都・町田市と隣接してる

        • ★横浜・全銭湯巡り(2024/09Ver)

          川崎在住、みそしるです。 川崎・全銭湯巡り(https://note.com/gantantan/n/nc17b2ae8941f) を終えた後、次なる目標といえばやはり同じ神奈川の雄・横浜。 というわけで「横浜・全銭湯巡り」を達成したその記録です。 ちなみに川崎版はこちら。 いや~、横浜は広い。 横浜「市」全域を対象にしたんですけど、 金沢八景とかも横浜市なんですね、八景島の近くの。 正直あのへんを横浜だと思ったことなかったです。 しかも南武線1本で市内の大半の駅に行け

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        ★神奈川県・銭湯記事のまとめ

        マガジン

        • みそしる銭湯巡り
          4本
        • みそしる青森の旅
          4本

        記事

          みそしる映画感想「シティーハンター」~ジェームズ・ボンドかと思ったらオースティン・パワーズ~

          夏休み映画観賞として、Netflix「シティーハンター」を見ました! 「鈴木亮平の『遼ちゃん』なりきり度がすごい!」 「鈴木亮平の筋肉がすごい!」 「鈴木亮平のガンアクションが!」 という様々な好評を聞き、 会社の夏休みというこの機会にNetflixを契約して視聴してみたのですが。 よく考えたら、みんな鈴木亮平のことしか言ってないじゃん! そして、確かにそれしか言うことないじゃん! 頼むわそういうの! みんなちゃんと先に言って! ①そもそも令和に実写化すべきタイトル

          みそしる映画感想「シティーハンター」~ジェームズ・ボンドかと思ったらオースティン・パワーズ~

          みそしる映画感想「PERFECT DAYS」~きれいなザ・ノンフィクション~

          かつて麻生太郎が総理だった時代、 野党議員からカップラーメンの値段を知っているか聞かれた際、 「400円ぐらい」 と、答えて「庶民感覚がない」という叩かれ方をしたことがある。 それはまあ国会でやるにしては正直くだらない質疑応答だったと思うが、 この映画「PERFECT DAYS」を見ていて、一瞬その光景を思い出した。 このPERFECT DAYS。 日本人の感覚で、一言で例えるなら「きれいなザ・ノンフィクション」だろう。 公共トイレの清掃員をしている老齢に近い独身男

          みそしる映画感想「PERFECT DAYS」~きれいなザ・ノンフィクション~

          青森小景~2023年、青森への旅~

           ここからは初日から3日目帰るまでの、各地での小さなエピソードについて書いていく。余談みたいな話です。 ★青森旅行・他記事へのリンク   ■むつ市  とびない旅館に行くまで、ちょっと時間があったのでむつ市を散策してた。  むつ市は、下北駅から30分ほど歩いた田名部付近に飲み屋が集中していて、正直「とびない旅館」行くより、ここで飲み歩く方が楽しいんではと一瞬迷ったぐらい、良い雰囲気だった。  途中、良く言えばレトロ、普通に言えばボロボロの銭湯があったので入ったところ

          青森小景~2023年、青森への旅~

          キリスト編~2023年、青森への旅~

           翌朝、とびないさんの勧めで、近所にある川島雄三監督のお墓まで散歩してきたり、とびないさんが10万円で購入したという、川島監督作品の「幕末太陽傳」の宣伝用パンフレットを見せてもらったり、その合間に昨夜と変わらぬとびないさんの猛烈トークを聞いたりしてるうちに時間は過ぎ。 「君はもう常連みたいなもんだから、また来るように」  そんなある意味恐ろしい言葉を残しつつ、とびないさんは親切にも車で下北駅まで送ってくれた後、去っていった。  今日はキリストの墓に行く予定だったが、

          キリスト編~2023年、青森への旅~

          とびない変~2023年、青森への旅~

           ワク君と別れて、むつ市で一泊する理由。  というかワク君が「そこだけはイヤだ」と、強固に反対して宿を分けることになった理由。 それが「とびない旅館」、そして「とびないさん」の存在だった。 日本一クセの強い宿&オーナーとして度々テレビでも紹介されているので、ご存じの方もいるだろう。 「駐車場に車を止めた瞬間、宿からオーナーのおじさんが飛び出してきて、『地獄を見る!? 地獄を見る!?』と、ゾンビのように車にまとわりついてくる」 「部屋に座敷わらしが出る」 「客が滅多に

          とびない変~2023年、青森への旅~

          恐山編~2023年、青森への旅~

           2023年の7月、友人のワク君と青森旅行をしてきた。  目的は、「恐山」と「キリストの墓」だ。  前者は日本最高峰の霊山として有名で、後者は日本最高峰のトンデモ観光地として一部では有名な場所だ。  日頃、「変わったところへ行くのが好きそう」と、言われていて、そういわれたら「そうなんですよ」と、認めるような人間として、どっちも行ったことがないというのは逆に恥ずかしい気持ちがしていたのだ。  なので今回双方に行けて良かったし、そのことを備忘録として書いておこうと思う。

          恐山編~2023年、青森への旅~

          映画ゴッドファーザーをいまさら見返して気づいたこと

          暇を持て余した夏休みということもあり、久しぶりに、おそらく十数年ぶりにゴッドファーザー1と2を見返してみたんですが。 「マフィアファミリー(コルレオーネ一家)と、一線を引いて暮らしていたはずの末弟マイケルが、兄や父の死によって思いがけず後継者となり、ドンとして非情な男へと変貌していく哀しい話」 一般的にはそう認識されていると思いますし、自分も前見たときはそう思ってたんですが…。 改めて見返してみて、 「これ最初からマイケルが後継者になること自体は確定してたんじゃね?」

          映画ゴッドファーザーをいまさら見返して気づいたこと

          真の喧嘩ラーメン

          先日この通称「喧嘩ラーメン」を食べに行ってきました。 上の記事を読まれていない人向けにざっくり説明すると、 「店内でふたつの派閥(兄/母、弟/ダイ)が争って日々、喧嘩している」ので、通称「喧嘩ラーメン」と呼ばれているラーメン屋です。 そんなわけで川崎からはるばる湯河原まで、ロマンスカー使って1時間ちょっと。 湯河原駅から徒歩3分ほどかけて店先に到着したところ、ちょうど中から元ヤン感バリバリの茶髪の店員さんが出てきました。 恐らくこれが上の記事にも出てくる店員のダイさんで

          真の喧嘩ラーメン

          日本一マズかったラーメン屋

          まず『日本一マズいラーメン屋』で検索してみてほしい。 確実に「彦龍」という名がトップに出てくるはずだ。 閉店からもう十年以上経っているにも関わらず。 これはそのかつて存在した『彦龍』に行った時の話だ。 だから日本一マズいラーメン屋ではなく、日本一マズかったラーメン屋の話。 大学生の頃、たまたま千駄木付近に行って、たまたまメシ時だった時に、『そうだ、このあたりに彦龍があるはず!』と、思って訪れたのだ。 彦龍は当時、『日本一マズいラーメン屋』の名を欲しいままにしていた。 こ

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          日本一マズい定食屋の記憶

           通っていた大学の近所に、クソマズい定食屋があった。  おそらく日本一マズい定食屋だったと思う。  それ以後の人生で、あれを超える定食屋に出会ったことがない。  店の親父は「銀座の料亭出身」だと豪語していたそうだが、誰も信じていなかった。  まず味噌汁に出汁が入っていなかった。  出汁がマズいとかではなく、そもそも入っていないのだ。  出汁を使わない料亭があるのか?  その他にも、堅焼きそばを頼めば、讃岐うどんのような太さの麺がバキバキの堅さで出てきて、噛むたびに歯が折れ

          日本一マズい定食屋の記憶

          夜逃げの見学

           マンガで夜逃げの話を見て。  「そういえば自分も夜逃げを見学したことがあるな」と思い出した。  小学生の頃の話で、母親に連れられて夜逃げを見学したことがある。  自分が逃げたわけでもないし、手伝ったわけでもないので、あれは見学というしかない。  夜逃げの社会科見学だった。  当時(昭和後期の東京)、ウチを含めた4家族ほどがグループを作って、家族ぐるみの付き合いをしていた。  付き合いが始まったきっかけはよく知らない。幼稚園が始まる前からの付き合いだったので、学校がらみとい

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          シン・エヴァあるいは寝取られエロゲーのグッドエンディング

          ------------------- ネタバレ注意! ------------------- 楽しげに談笑する綾波とカヲルをよそに、 シンジがマリと駆けていくラストシーンを見て、 「寝取られエロゲーのグッドエンディングみたいだなあ」 と、思った。 愛した妻は寝取られて戻ってこないけど、 「あんな女、忘れなよ」と慰めてくれた同僚とくっつくみたいな、 救いのある寝取られエロゲーのグッドエンディング。 ベストエンディングではない。 僕、そしておそらく僕たちが見たか

          シン・エヴァあるいは寝取られエロゲーのグッドエンディング