写真の腐りやすさ。
綺麗と思える写真は、どんなものを思い出すだろうか。
レンズにワセリンを塗って日の光をぼかした写真?
絞りを絞ったパキッとした写真?
ボケた写真?ブレた写真?
風景?ポートレート?航空写真?
腐るのはどんな写真だろうか。腐らない写真はどんなのだろうか。
最近見た鈴木心さんの動画の中で、
「ボケた写真を撮影してる奴は、ボケてるやつ。ブレた写真を撮影してるやつはブレてるやつ。」
と言っていた。
ブレた写真も好きだし、ボケた写真も好きだ。
でも一番好きなのは程よく絞られている写真だ。
分かりやすく、見やすく、整っている。
風景、ポートレート、航空写真、すべての写真において心地よいところは存在していてなぜそうなるのかを観察していく必要があると感じている。
観察して、理解して、吸収する。
どうしてこうなるのかと。
思い出は色あせても、写真は色あせないものにしていきたい。
アートとしての写真、記録としての写真、どちらのベクトルにしても誰かに残るものにしていきたい。
有名じゃなくても、だれにも知られていなくても。
被写体さんが有名な人に撮影してもらって嬉しいが上書きされるまで残っていればそれでいい。
OOさんに撮影してもらいました!なんて、写真をやめる理由になんかしてたまるか。
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