見出し画像

【会社の成長】新陳代謝ムズっ、に直面している

会社の成長において、過去を陳腐化しながら新しいものを取り入れていく作業は、ペース配分やタイミングを見ながら慎重に、という話

去年末にリリースされた自社サイトによる新規顧客からの問い合わせが急増している。

ありがたい話であるが、そもそもサイトリニューアルした経緯はこんな感じだった。



行き当たりばったりで構築してきたターゲット像を明確にし、より濃い見込み客を囲い込み、商売の最適化を目指す。

まあ、平たく言えば試行錯誤してきた結果、なんとなく自社の強みがわかってきたから、その分野に集中したい!ということ。



ただ、軌道修正をかけてきたのはここ10年であり、その10年だって考え方がブレブレであった。

その産物として、今の考えだとターゲットから外れている顧客も多く、その精査と対応を進める必要がある。

そして、新しく定めたターゲットにおいては、開拓した提携先との連携を構築していかなければならない。



成長のための新陳代謝、ということなのだが、古くなった商売をゆるやかに減少させ、逆に新しいものを急ピッチで構築していく。

この作業は必要不可欠だとわかっているが、これがなかなかにしんどい。

新旧、増減という正反対の動きを同時並行で進めて行くことは、両手で別の動きをするピアノ演奏のような感覚。

さっきまで古い商売モードだったのに次の瞬間は新しい商売、と頭がついていかないのだが、これを少しずつ割合を新しい商売へと移行できればストレスも軽減されるだろう。



丁度今がその過渡期であり、一番しんどい時期になるのかもしれない。

ただ、これを敬遠しては何も変わらないし、最悪の場合、時代の変化に飲み込まれ潰れてしまう。

救いはターゲットと定めた新しい商売に兆しが見えたこと。

アクセルを踏めばそれなりの成果が見込めるという証であり、あとは体制の構築や変換のペース配分を間違わなければ新陳代謝は促されるだろう。

スタートから何度かつまづきかけたが、体勢を整えてしばらく走ってみたい。

最適な負荷を見極めて、商売の成長を促す。アクセルとブレーキ、そしてハンドルさばきのバランスで事故を起こさない走行を