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なぜ早稲田の体育会が強いのか?

【早稲田の体育会】といえば日本一の部活というイメージが根強い?

早稲田には、伝統的な部活動が複数存在しますよね。

硬式野球・ラグビー・ア式蹴球部・テニス部・水泳部・陸上部などなど挙げたらキリがないほど有名で伝統ある強豪として名高い部活が多いです。

今回はなぜ伝統的で強豪になのかを分析して紹介していきます。僕は早稲田の体育会出身で4年間部活動に励んできました。その実体験を元に話していきます。

これから部活に入ろうか悩んでいる人や、早稲田の体育会に憧れて早稲田に入りたくなった人に早稲田の体育会とはどういったところなのかを知ってもらえたらいいなと思います。

早稲田体育会の歴史や概要については、この記事を参考にすることをおすすめします。分かりやすくまとめられているので参考になりますよ!

早稲田大学競技スポーツセンターhttps://www.waseda.jp/inst/athletic/about/history/

強豪な理由は早稲田スタイルとなっている「推薦組」と雑草「一般組」の融合

早稲田のスポーツ部には、それぞれ、推薦で獲得できる人数に「枠」が設けられています。早稲田というネームバリューや人気がありながら、全国の有望高校生を軒並み獲得できるという状況ではないのです。

箱根駅伝で例えてみます。箱根を走るのは、東京・大手町から箱根・芦ノ湖を往復する10選手。「推薦枠」が限られているだけに、10区間は全てを高校時代から実績のある選手で埋めることは事実上不可能になります。

そんな時、チームの力になるのが、一般入試で早稲田に入学した選手たちの存在です。彼らは当然ながら、高校時代の実績では「推薦組」に劣ります。それでも「早稲田で、箱根を走りたい」という信念のもと、受験勉強に励み、憧れの臙脂のユニフォームを目指すのです。

同校駅伝監督の相楽豊氏いわく

正直、『一般組』の選手たちは下級生のころは戦力として考えていませんな。そもそも高校時代の実績では他選手に後れを取っているうえ、受験勉強で高校3年の冬から入部時期まで、ほとんど練習もできていない。まずは大学レベルの練習についてこられるまで引き上げる。その作業に、最低でも2年間はかかります。

大学生活4年間のうち、2年間はいわゆる「育成期間」に充てる。一見、非効率に思えるが、それこそが早稲田の強さの源になる。

「1年のころから地道に練習を積んだ『一般組』の選手は、走りも粘り強く、安定感もある。足りないのは経験だけです。それでも、上級生になってから大会に出るようになれば、経験不足も徐々に改善されていきます。大学生活最後の箱根駅伝では、しっかりとチームの戦力になってくれる。早稲田が強いときは、『一般組』の選手がしっかりとチームの力になってくれたときなんです」

エリートと雑草の融合こそが早稲田の強み

主要区間と呼ばれる1~3区、さらには山上りの5区などは実力のある「推薦組」を起用し、それ以外の区間を1年時からコツコツと地力をつけた「一般組」に任せる。これが、早稲田の「必勝パターン」となっています。

他大学に比べてリクルートで苦労する分、選手層は決して厚くありません。しかし、それを逆手に取り、エリートと雑草が融合してはじめて、早稲田の実力は発揮されるのです。

これは、駅伝に限らず、全てのスポーツ部も同様です。エリートと雑草が融合するからこそ、泥臭いプレーが観客の心を動かし、もっとも応援される大学へとなるのです。

この記事をみてるあなたは、早稲田プレースタイルに惹かれていたのではないでしょうか。そんなあなたは、早稲田に向いています。是非私たちの仲間として勝利し、共に高々と紺碧の空を歌いませんか。

https://youtu.be/M-AlZLeVxgg
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