はじめて哲学する本 藤原和博
藤原さんの本は過去にも何冊か読んでいて、民間校長をやっていただけあって、わかりやすい語り口ですらすら内容が入ってくる。
「はじめて」とあるように、中学生くらいをターゲットにかかれた本なので、内容もそれに合わせてあるから、説明書みたいな感じ。
時代の変化に対して、
「幸福でさえ、誰かが教えてくれるわけじゃない時代。自分自身がどのように幸福をゲットするか、自分の幸福論を生み出していかなければならない。」
苫野さんの「勉強するのは何のために?」で考えた、できるだけ納得して、できるなら満足して、生きたいように生きるため。という考えに重なる部分。
哲学することが自分を作って、自分らしく生きるために必要なこと。