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勝一郎の部屋

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代表理事、新里勝一郎が気になったこと、その都度社会や教育などについて考えたことなどを書いていくマガジンです。
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#情報格差

「保護者面談あるある」から見た、家庭内教育の難しさ②~認知バイアスへの対処法

「保護者面談あるある」から見た、家庭内教育の難しさ②~認知バイアスへの対処法

前回の概要前回の「『保護者面談あるある』から見た、家庭内教育の難しさ①~『認知バイアスの衝突』問題」では、認知バイアスという切り口で、家庭で起こりやすい様々な認識の不一致をご紹介しました。

前回の概要はこちら

・バイアスは進化の過程で備わったので、全員に備わっていて逃れることは難しい
・特に教育・子育ては親子間、夫婦間、祖父母と夫婦/子ども間など様々なバイアスの衝突が起こりやすい
・確証バイア

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私の中に原点として、息づいているもの~「東大生」という加害感

私の中に原点として、息づいているもの~「東大生」という加害感

Learning for Allの李炯植さん
現内閣肝入りの子ども庁創設について、自民党の総裁選挙をめぐる議論でも争点となっています。
その流れでニュースを見ていたら、NPO法人Learning for Allの李炯植さんが子ども庁について話されている記事を見つけました。

大学時代の大好きな友人から、「東大にいた頃、シンパシーを感じたのは李炯植さんと畠山勝太さんと勝一郎なんだよね」と言われたこと

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20年後の9・11、次の20年後に向けて

20年後の9・11、次の20年後に向けて

それぞれの9・11、私の場合代表理事の新里です。
今日は、私個人の経験から書きたいと思います。

ちょうど20年前の今日、私は大学受験を控えた高校3年生でした。
よく覚えています。寮の部屋でうたたねしていると、親友に「寝てる場合じゃないぞ!」と起こされました。

あまりの光景に、映画のアクションかのように現実味を感じられませんでした。

そこからは、ほとんど自分が敷かれてきた受験勉強に価値を感じる

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