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一番の批判野郎は自分自身

今朝起きてモーニングページを書こうとしたら気がついたことがあって。
(今朝と言っても午後なんですが)

なんか無意識に歯を食いしばってるんですよ。

ギーーーっと奥歯を噛み締めて、アゴの筋肉が疲れてるんです。
そんで思ったんですよね、

「あらまあ、朝っからそんなに歯ぁ食いしばって、何に必死になってんの」

歯をくいしばる時って、なんかめっちゃ頑張ってる時か、苦痛に耐えてる時じゃないですか。これはちとおかしい。
なんなんだろうと思って、軽くググってみました。

クレンチング症候群。
原因はストレスだそうです。

ああやっぱり。
でも何がそんなにストレスなんだろう?

思い当たる理由を探してみたら、毎日このnoteを書かなきゃいけないっていうプレッシャーを勝手に感じている、という気がしました。

というのは、起きがけのボーッとしてる状態あるじゃなですか。
あの夢と思考の中間みたいなまどろみのとき。
ここ最近、そのまどろみの中で、「今日は何書こう」とか「さっき思い浮かんだこと大事そうだから忘れないうちにメモしなきゃ」とか頭が働くようになっちゃって、目が覚めてしまうんですよね。

そんで必要な睡眠時間にぜんぜん達しない時点で起きてしまうんです。
二度寝はできるんですが、どうも中途半端な眠りになって疲れが取れないのです。

その、なにやらいろいろ考えてる状態で、アゴに力が入ってたんですよね。


でもおかしいですよね。
このnote毎日書くのなんてもちろん勝手に始めたことだし、辞めたって誰かが批判するわけでもありません。

書いてる内容だって、誰かがクソリプ送ってくるわけでもないし、上司に怒られるわけでもなければ、誹謗中傷されるわけでもない。

にも関わらず、勝手にプレッシャーを感じているんです。

なぜ?
べつに辛かったらやめればいいじゃん。

どうせだれも読んでないんだし

でたコレ!↑

どうせだれも読んでないんだし・・・

なんだと?誰が言った?

そうだ、俺だ。

「どうせ」ってなんだよ、「どうせ」って。
なぜそんなに否定するんだ?

でももし書くのを辞めたら・・・?
それはそれで、僕はまた自分を思いっきり否定するんじゃあないのか?

「それ見ろ。やっぱり1ヶ月も持たずに辞めちまったじゃないか」

書いても否定するし、書かなくても否定される。
他でもない自分自身に。


そうだ、僕は実際、誰からも批判されていない。
否定するのはいつも、自分自身だったのだ。

「またnoteとか手を出して。どうせ続かないのに」
「こんな自己陶酔文を書いて何になる?こんなの誰が読むんだよ」
「ほらすぐ妥協するじゃないか。根性なしだな」
「自分に酔ってる。キモい。ハズい。イタい。」

あーもううるさいうるさいうるさい
聞き飽きた。

なぜそんなに自分に厳しくするの。
いつになったら自己否定をやめるの。
稼いで有名になったら自分を褒めるの?


もしかしたら、生きてて苦しく感じることって、ほとんど自分から発せられた言葉のせいなのかもしれませんよ。

ここまでヒドいのは僕くらいかもしれませんが。

今思い出したんですが、小学校のころから、僕はあまり変わっていないようです。

少年野球では思うように打てなくて、そんな自分が許せなくてヘルメットを叩きつけたり、
マラソン大会では1位になれなかった自分が許せなくて、地面をかきむしって泣きじゃくっていました。

こんなにヒドい人はあんまりいないかもしれませんが、生きづらさや苦しさ、人から認めてもらえない劣等感、妬みなど、そういうことを感じてる人は、自分に厳しすぎるのかも。

だって、冷静に考えたら、直接的にあなたを攻撃してくる人って、そんなにいなくないですか?
正直、僕にはそんな人誰もいません。
リアルでもネットでも。

(まあ直接攻撃してくる人なんかもしいたら、絶対そいつヤバいんで関わらないようにしましょうね)


ただ、だからと言って自分を甘やかすのもどうかと思うわけです。

なぜなら、何か一つの目標を達成しようとすれば、必ず少なくない努力を注ぎ込まないと到達できないのも事実だからです。

では、どこまで自分に厳しくし、どこまで優しくすればいいんでしょうか?
そのサジ加減は?


僕が思うに、2段階で考えればいいのではないかという提案です。

1.やるorやらない の段階では厳しくする

2.やったことの結果に対しては否定しない、バカにしない


僕の場合は毎日文章を書くということ、これは作家として活動するという目標のためのものです。

なので、「やる(書く)orやらない(書かない)」の段階では、もしやらないなら、そこは厳しく自分を叱るべきです。

でも、たとえほんの少しでも書けたら、褒めてあげます。
ほんとうに苦しければ1行でもいい。
書くという行動を起こせたことはもうOKなのです。

結果、書いたものがクオリティ低くても、そこは絶対に否定しない、バカにしない。

こういう態度にすれば、不必要に自信を失うこともありません。

例えばあなたが英語の勉強をしているとしましょう。

毎日続けるのは大変です。苦しいです。頭が全く働かない日もあります。

しかし、たとえ3分でも机に向かうことができたら、OKにしてあげましょう。
結果、英単語の一つも頭に入らなくても、褒めてあげる。
「まあそんな日もあるさ」と。

ただし、全く机に向かわなくても「疲れてるかしょうがない」と自分を許してしまったら、次からも許されることになってしまいます。

それが勉強の続かない原因です。

または、せっかく机に向かうことができても、「なんだ単語の一つすら覚えられないのか!」と自分を叱りつけたら、机に向かうことがプレッシャーになってしまいます。

これも勉強が続かない原因です。


でも実際に単語ひとつしか覚えられないようだと、ダメじゃね?とか思うでしょうけど、大丈夫です。

実際はもっとできますから。

今日のこの文章だって、最初は100文字くらいでサクッと書いて終わりでいいや、と思って始めたんですが、もう2396文字です。

話の出来はさておき、これでいいんです。
だって、今日はさすがに疲れてて早く寝たい〜と思っていたのに、2000文字超えですよ。
よく書きましたよね。

そして、何日も継続して書いてるからこそ、こういう執筆体力がついてきたわけです。

だから、やった結果に対しては、甘アマにしちゃっていいんです。


つうことなんで、そんなに歯をくいしばってやらなくてもいいんじゃないすか。

僕最近、首やら肩が常に痛いのは、クレンチング症候群が原因な気がします。
結果を出さなきゃと焦ると、プレッシャーでこうなるんです、たぶん。

完璧主義になっちゃってるっちゅうことですわ。


たまに本当に、あなたがやってることを否定してくる人間がいるかもしれません。

でも大丈夫、そんな奴は頑張ってるあなたに嫉妬してるだけです。
もしくは、頑張ったことがない奴です。
いずれにしてもザコです。

それよりも強敵なのは、あなたの中にいる、自分という批判野郎です。

こいつはもっともらしく、賢く、論理的に、あなたを責めてきます。
そんな批判者がいることを恐れないでください。
誰にでもいます。
だから、そういう敵がすぐ近くにいる、と認識して、冷静に対処しましょう。

そうすれば、知らないうちに力ってつくもんです。
そう考えています。

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