習慣ってすごい【エッセイ】
モーニングページとエッセイを書くことを習慣にし始めてもう2ヶ月になる。
最初こそは上手くできずに悩み、辞めようかと毎日のように考えていた。
たったの2ヶ月までだが、懐かしさすら覚える。
今ではどちらもサクッとできてしまう。
考えるより行動が先に来る感覚。
なんの抵抗もなく、そして当たり前のように、頑張ることもなく。生活の一部のように行うことができる。生活リズムも変わってくる。
モーニングページとエッセイが自分の一部になっていくのをひしひしと感じていた。
しかし、ここ数日はこの生活リズムが崩れていた。
本業が過渡期に差し掛かり、自分の時間を削って対応するしかない。
前から予定されていたものではあったが、正直かなりキツイ。
今まで通りの生活リズムを維持することは不可能だった。だから1つ1つ削っていくことにした。
やはり最初に削られたのはモーニングページとエッセイ。次に、食事。最後に睡眠。
改めて考えてみるとブラックすぎる・・・
だが自分の中で1番の悩みはこのハードワークではなかった。
2、3日の辛抱で解消される問題であることはわかっていた。そのため粛々と耐え忍べば良いだけ。
食事や睡眠は人間が生きる上で必要なこと。数日間変則的になっただけで根本的に変わるものでもない。そもそも辞めれるものでもないだろう。
しかし、モーニングページとエッセイは違う。
これは後天的に自分の意思で身につけた習慣だ。
だからたった数日サボっただけで以前のようにいかない可能性があった。
やる気がなくなってしまうのではないか?
この2ヶ月が無駄になってしまうのではないか?
自分はとても怖かった。
そんな不安は杞憂だった。
むしろ書けない日を重ねるほど、書く意欲が湧いてくるのだ。
仕事をしていてもふとした瞬間に思い出してしまう。
あれを書きたいな、これを書きたいな。あー描かないと落ち着かないなぁ。なんて事も思ってしまう有様だった。
そう、習慣は身についてしまうと辞められない。
まことしやかな噂では聞いたことがあったが、まさか本当であったとは夢にも思わなかった。
自分の2ヶ月には人間を変えるほどの意味があった。
このことが本当に嬉しい。
習慣を続けたところで何が得られるのかはわからない。
今すでに得ているのかもしれないし、この先で得るのかもしれない。何も得られない可能性だったあるだろう。
ただ1つ言える。
あなたが積み重ねた習慣はあなたを変える。