雷の恐怖を克服する ~月報 5か月目~
はじめに
「雷の恐怖を克服する」という事で、毎日雷のYouTube動画を見続けるのも5か月が経ちました。その結果、どのように変わったのかを発表します。
何故こんな事をしているのかは、下記のnoteをご覧ください。
4か月目の月報は下記のnoteをご覧ください。
ちなみに、雷のYouTube動画は以下のものを視聴しています。
VR動画
聞き流し動画(Moscow)
①動画再生時間
VRのYouTube動画(8分25秒)を、怖さに耐えて視聴できた時間です。下記は、視聴時間の推移をグラフ化したものです。
動画再生時間(視聴時間)の推移
毎日最後まで見れました。
※グラフでは最大目盛りが8:24になっていますが、実際は8分25秒です。
②恐怖度[雷光]
VR動画中の雷の光がどれくらい怖かったのかを、視聴後に10段階で点数をつけました。10が一番怖いと感じた点数です。下記は、怖さの推移をグラフ化したものです。
恐怖度[雷光]の推移
オール1でした。怖いと思った日はありませんでした。
③恐怖度[雷鳴]
VR動画中の雷の音がどれくらい怖かったのかを、視聴後に10段階で点数をつけました。10が一番怖いと感じた点数です。下記は、怖さの推移をグラフ化したものです。
恐怖度[雷鳴]の推移
スマホのMax音量で視聴しました。
オール1です。怖いと思った日はありませんでした。
④動画再生時間(Moscow)
Moscow Heavy Thunderstorm(36分40秒)を、怖さに耐えて聞けた時間です。下記は、聴取時間の推移をグラフ化したものです。
Moscow動画再生時間
途中で寝てしまった日もありましたが、中断はしませんでした。
⑤恐怖度[雷鳴](Moscow)
Moscow Heavy Thunderstormの雷の音がどれくらい怖かったのかを、聴取後に10段階で点数をつけました。10が一番怖いと感じた点数です。下記は、怖さの推移をグラフ化したものです。
Moscow恐怖度[雷鳴]の推移
10月17日までは80%音量で視聴しました。
10月22日までは90%音量で視聴しました。
10月23日からはMax音量で視聴しました。
特に動画の14:20から始まるさく裂音が一番うるさいのですが、徐々に慣れてきました。期間の中盤からMax音量まで上げており、それにも慣れました。
考察と課題
4か月目の報告以降に「雷の恐怖を克服する ~研究~」と題して以下の記事を書きました。
雷の恐怖を克服する ~研究⑧~ では、恐怖というストレッサーを受けた時の身体的な反応(心拍数上昇、血圧上昇など)に注目して、VRを視聴する前後で血圧計を使って計測してみました。自分で感じる恐怖度ではなく、もっと客観的な数値で計測できたら良いと考えたからです。 初日はきれいに血圧の上昇が際立ったデータが取れましたが、別の日に同じ様に計測したところ、視聴直後の方が血圧が低いなど、めちゃくちゃなデータになってしまいました。残念ながら失敗でした。
さて、先月の課題の振り返りです。
Moscow Heavy Thunderstormをガンガン聞いて耳を慣れさせる事は、ほぼ達成しつつあると思います。
他に暴露療法に適した動画が無いかもっと調べましたが、見つけられませんでした。落雷を至近距離で撮影した極めて短い動画は何本かあるのですが、短すぎるので毎日の視聴に適しているとは思えません。
早くin vivo エクスポージャーをしたいのですが、最近は大気の状態が安定しているため私の住んでいる地域に雷予報がでません。冬場に落雷の多い日本海側へ行くことも考えましたが、雷のために旅行するのはちょっと違う気がしています。
以上を踏まえて、今後の課題を以下の通りとします。
◆6か月間に渡って暴露療法をしてどう変わったかを分析する
◆早くin vivo エクスポージャーしたい
参考
恐怖度[雷光]の点数
10 怖くて視聴を途中で断念した
9 怖くて視聴を途中で断念しようとした
8 ほぼ全ての雷光が怖くて目を背けようとした
7 全てでは無いが複数回の雷光に目を背けたくなった
6 1~3程度の雷光だけは目を背けたくなる
5 目を背ける程では無いが複数回ビクッと反応してしまう
4 目を背ける程では無いが決まって1~3程度ビクッと反応してしまう
3 体も反応しないで最後まで見れた
2 普通に見れた、しかし実際の雷はまだ無理だ
1 実際の雷光を見ても大丈夫だと思った(明日雷予報でも挑戦できそう)
恐怖度[雷鳴]の点数
10 怖くて視聴を途中で断念した
9 怖くて視聴を途中で断念しようとした
8 ほぼ全ての雷鳴が怖くて耳を塞ぎたかった
7 全てでは無いが複数回の雷鳴に耳を塞ぎたかった
6 1~3程度の雷鳴だけは耳を塞ぎたくなる
5 耳を塞ぐ程では無いが複数回ビクッと反応してしまう
4 耳を塞ぐ程では無いが決まって1~3程度ビクッと反応してしまう
3 体も反応しないで最後まで見れた
2 普通に聞けた、しかし実際の雷はまだ無理だ
1 実際の雷鳴を聞いても大丈夫だと思った(明日雷予報でも挑戦できそう)
以上