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夜習や厳かに垂る髪の束
皆さまごきげんよう。ここ数日は漸く夏らしい夏に(暦上は秋ですけれども)なってまいりましたわね。
わたくしは少し夏負けしておりまして、少々変な時間に寝てしまったりしておりますわ。それにしても、お外は蝉真っ盛りで真夏ですわね。ここ数日秋の句を詠めておりませんでした。
少し気になったのですけれども、皆さま実際の季節と異なる季の句って普通に詠めたり読んだりするのかしら。わたくしあまり当季以外の俳句を詠
梳る音の静けさ夜の秋
皆様ごきげんよう。今日は本を読んでおりましたら「二十六夜待」という風習があることに気づきまして夜空を眺めておりました。陰暦七月二六日に月を鑑賞する行事だそうで、昨今は一部の地域を除いて廃れてしまったそうですわ。仏様のご利益があるとかなんとかだそうでしてよ。
陰暦の七月下旬ですから新暦ですと今年は九月の中頃かしら。特に満月とかそういった訳でもないですし不思議な風習ですわよね。江戸時代は東京の湾岸の
つま先の渦ぎこつなく七月尽
【暑中お見舞申し上げます】
まだ梅雨も明けきらぬうちではありますけれども、夏も土用を過ぎましてじきに立秋も近づいてくるような季節になってしまいました。
これから暑くなるのかどうかは判然としない今年ですけれども、気を抜かずに体調に気をつけて今夏を過ごしてまいりましょう。