秋の台所薬膳 れんこん
秋は、中医学の五行説の考え方では、“肺”のグループに属します。
肺は、鼻、呼吸器系、皮膚との関連が深い
ので咳や皮膚の乾燥、喘息、アレルギー性の鼻炎、粘膜の乾燥、喉を傷める
などの疾患がでやすくなります。
また、潤いを好む肺は、乾燥を嫌います。
この時期から、空気が乾燥してきますので、鼻やのどの粘膜が乾燥しないように注意が必要です。
この時期摂りたい、おすすめの食材は、
梨・レンコン・銀杏・ビワ・お豆腐・豆乳・大根・・等です。
どれも、身体に潤いを与える食材です。
秋のケアは、粘膜や、お肌の乾燥を防ぐ、粘膜を丈夫にするといった事に心がけてみてください。
粘膜や、お肌を丈夫にするにはアミノ酸こと、タンパク質も必要です。お肉、お魚、大豆なども適度に摂りましょう。
もちろん、身体のエネルギー材料の糖質も必要ですよ!
特に れんこんはおすすめfoodなので細かく載せておきます!
れんこん について
れんこんは、どの体質の方にも、適度な量をとるなら害のない食材です。
が、食べ過ぎるとお腹が張りやすいので気を付けましょう。
★れんこんの属性
寒熱:平(温めも冷やしもしません。)
臓腑:心、肝、碑、胃(の働きを良くします。)
季節:秋末、冬
五味:渋、甘
★れんこんの効能
喉を潤し、渇きを止める
身体にこもった余分な熱を収める
胃腸を丈夫にする
下痢を止める
出血をとめる
胃潰瘍、痔などの症状を改善
★栄養素の上手な摂り方
蓮根のビタミンCや胃腸の炎症を改善するタンニン等の栄養素は酸化しやすく、水に溶けやすいので、あく抜きやゆでるときには手早くするのがポイントです。
また、食物繊維が豊富で、タウリンを多く含む魚介類と一緒に食べるとタウリンの吸収をよくし、肝臓を強化し、コレステロール値を下げる効果があります。
私はれんこんをよく、スープにします^^スープが私は大好きなので。
スライサーで薄く切って、いれたり、ミキサーでお粥状にしたり。
秋は美味しいものが沢山ですね。
お読みくださりありがとうございます。