『ばいばい心の緊急事態 追い求めるのをやめてみた。』読書感想会 vol.2
本書の趣旨やマインドがよく分かる読者の感想会の一部を全3話で紹介します。
#自己肯定感 #恋愛下手 #家庭不和 #しつけ #希死念慮 #自殺願望 #共依存 #ワーカホリック #うつ病 #不眠症 #親子関係 #見捨てられ不安 #ままころ
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第二話
一番心に残っていることを教えてください
読者が選んだキーワード
長所と短所は表裏一体/無駄に傷つかない/言われたことを素直に喜ぶ/動物園だと考えてみる/見捨てられ不安
読者の感想
ANさん:アンガーマネジメントとか、プラスの言葉をかけてみるとか、私が子育てのために学んできたことが、2章にだーーーっと入っていて、答え合わせをしているようで感動しました。
「長所と短所は表裏一体」、「無駄に傷つかない」、「言われたことを素直に喜ぶ」という言葉が特に刺さりました。
MKさん:私は、「人間社会は様々な個性で成り立っているのだから、動物園だと考えてみる」という表現がとても納得できました。
YHZさん:私が感じていたのは「見捨てられ不安」だったのだと分かりました。親から自分のことを全て認めてもらわなくては駄目だと思っていたんです。今でも、自己肯定感が低いのか、自分をどんなに良く言われても、「こんなダメなことがあるのに…」と思ってしまいます。
YKさん:私も「見捨てられ不安」という言葉に引き付けられました。家庭が一番承認欲求を満たしてくれるところであるべきですよね。
「親が子供のためだと思ってしてあげていることの価値を、子どもは理解できていない場合が多い。そのために、子供の頃の厳しいしつけが見捨てられ不安の原因になっている人は多いようです。」という一文に考えさせられました。「親にとって恥ずかしい子に違いない」って自分のことを思うなんて悲しいですよね。
私は、おばあちゃんが厳しかったので、常におばあちゃんに「これやっていい?」と聞いて生きていました。大学生の時に新歓コンパに誘われて、「参加できるかどうか確認します」と答えたら「自分のことも自分で決められないの?」と言われてショックを受けたことを思い出しました。
心に響いた一文を教えてください。
読者が選んだキーワード
娘なんだから助ける/認められるような居場所/いつもいい人じゃなくていい/どんな気持ちで育ったか/「生きづらさ」からの解放/過去と他人は変えられない/物事をどうとらえるか
読者の感想
YKさん:他人から「あなたはここにいていいんだよ」「そのままのあなたに価値があるよ」「大好きだよ」と認められるような居場所であることが必要なのです。
という一文が心に残りました。
YMさん:「自分の娘なんだから助ける」と著者が親からかけられた言葉が胸をうたれました。それと、著者が2回離婚したことにも意味があったんだな。それが無かったら気づくチャンスがなかったかもしれないなと思いました。
ANさん:「いつもいい人じゃなくていい」という言葉が刺さりました。私は小さいころから優等生できたので、きちんとしなくちゃいけない!ちゃんとしつけをしなくては!いいお母さんでいなくては!と思って手を抜くことができずにいたので、この言葉が刺さったのだと思います。
それと、愛情は相手に伝わるようにストレートに伝えないと伝わらないんだということが改めて分かりました。私は、愛情表現を意識して、中学生の息子にも大事だよ~大好きだよ~と抱きついたり、こんなに大事だと思っているんだよとかみくだいて伝えたりしているのですが、それが大切だと再確認できたので良かったです。
YHGさん:「子供の頃にどんな気持ちで育ったか」という言葉にはっとさせられました。「絶対に助ける娘なんだから」というこのたった一言で人生がこんなに変わるんだ!と感動しました。居心地の良い場所をつくること、分かるような言葉で、子どもに伝えることが大事だと思った。
YHZさん:「絶対助ける娘なんだから」は、涙腺崩壊の一文でした。私は、ちゃんと愛されて育ってたんだよって自分にも言い聞かせられたような一文でした。私の親もたぶんアダルトチルドレンなんです。だから、自分が絶対その連鎖を止めるんだ!と思っています。
MKさん:子供は親の言うことを聞くべきと思って育ってきた私にとって、自分の6歳の娘が反抗的な様子を見て、正直かわいいと思えなかった時期がありました。でも、その後、いろいろ学んだことで、自分が連鎖を止める!と思っています。やはり親子関係が良くないとだめですね。私は、刃物で親を刺す気持ちが正直分かります。
でも、過去の受け止め方が変わったり、信頼関係を築くことができる人たちと出会えることにより、「生きづらさ」から無事に解放される可能性がある。と言う言葉が、まさに私のことだ!と思いました。
YSさん:「過去と他人は変えられない」「物事をどうとらえるかで人生は変わります」の二つが心に響きました。
私の両親は、ともにアダルトチルドレンだったのだと思います。だから私もアダルトチルドレンに育ってしまって自分自身がゆがんでしまったと自覚しています。20代は男性に依存していました。ワーカホリックでもありました。そして、1回目の結婚はモラハラ夫で子供にも手を上げる人だったので離婚しました。著者は、私のことを書いているのかと思いながら読みました。今は、再婚をして、穏やかに暮らせています。
この本を読んでいろんなことが腑に落ちました。このままいけば、幸せになれるよと背中を押してもらえました。今の私のテーマは「許す」です。
つづく
なお、この会で話に出てきた一文も含む、本書に掲載されたまみ先生からのアドバイスを日替わりで紹介するtwitterを始めました。ぜひフォローしてみてください。
ばいばい心の緊急事態(@oimotome_ng)