なんでベラルーシ出身などという設定をつけた

ジョンウィのコンシークエンスを見るの見てないのについて昨日話してたんですけど……――――――
昨日は冒頭30分といいますか「残り120分」になるまでの感想を書いたんですね。

こっから普通の2時間映画が始まんぜ、というお膳建てがこれまでだったんだろうとしたのだが、とにかくジョナサンを虐め倒さないと気がすまない書き側の怨念のようなものを感じ、もう……どうすらええねんとしか思えなかった。そしてあの終わりだ。……

ホテルの管理者はますます村上龍のようになり、今にも斃れそうだ。その中でシャロンが……
しかしながら前回の終わり方が酷すぎたんで、むしろ視聴者は何かを期待してたりしたんだろうかとすら思った。

そしてあの悪逆に満ちた新キャラといいますかテーブルテーブルうっせえな……というMewのボーカルみてえなつらしたカスですね。こういうわかりやすいカス出す意味はどこにある……
だからジョン・レグイザモを出せだせと言ってんだけど出したらあれか、セオリーに従って全員がジョナサンを裏切るか……と思った。

モーフィアスであるローレンス・フィッシュバーンはわけわかめな魔法陣を書いてるし、エジプト野郎みたいなのは命乞い大好きだし、上記カスは盲目の座頭市のケインを即席ジョンウィックみたいにして正規ジョンウィックと戦わそうとするわ、犬が大好きなミスターノーバディはジョナサンの金をガンあげするみたいなどこぞのSNS使ってインサイダーしようとするクソ車の会社の野郎みたいなことするし、その最後の方で一貫性がないとは言わないけど50億ぐらいが水の泡になりそうなのにそんな簡単に改心すんのかよ？みたいな感じだったり、

真田広之であるSYOGUNに迷惑をかけ、その娘がそのうちケインを殺しに来るんだろうことはわかるんだが、まさかそれが完璧に最後に設置されるとはとか、もう何よりもあんなにあっさりジョナサンが死んで、次のシーンが墓ってお前……なんのために2.5時間ぐらいのアイリッシュマンクラスの映画にしておいて、ぐるぐる回るシーンばっか撮ってしまって物語があまりにも一辺倒すぎないかと――――――

とにかくジョナサンを傷つけたくて仕方ないこと優先の作りになりすぎてんちゃうのかと――――――

キアヌ・リーブスが日本が好きだってのがマジなら(なんと云っても当人と話して当人の口から訊いたわけじゃないからわからん)、こんなに長く演じさせられたならもう俺が大好きな国をロケ地にしないとやってられまへんでといい出したからこそのあの冒頭の30分になり、しかしSYOUGUNがあそこまであっさり退場することになるとは思わず……いや、なんかこれまでの慣例にしたがって、はいはいこの人もジョナサンを裏切るのね、とならなくてよかったけど、最悪な国であるベラルーシ出身だということがわかりその仲間もジョナサンが冒頭のエジプトカスをぶっ殺したから仲間のﾊﾟｯﾊﾟが殺されたとジョナサンを虐げ、マジで……