アホ毛のアフォーダンス

映画ドントルックアップの最後を見てない人は読まないほうがいいかもしれない。

新生UNICORNの中で死をテーマにした人々がいたことについて話している。手島について阿部の努力とは違うベクトルから、といいますか旧暦UNICORNの維持に貢献したのが手島だと思ってるのにひどすぎること、といいますか下世話な想像をしまくってしまったのでいい加減奥田に移るのだが奥田は最後の日ぐらいしか終末感がない。

その終末感もなんといいますかクソ楽観的といいますか、映画DON'T LOOK UPのラストを思わせるような、政治家とかみてえなクソ金のあるカスは別の星に逃げるけど、俺たち庶民は星を滅ぼす星の存在など忘れ今まで通り生きて、星が衝突したならしたでもうそのまま逝こうじゃないか。だから空を見るな。ドントルックアップ。この星を殺す空の存在なんて忘れちまって笑おう。

ドントルックアップを見てないけど見たかった人に悪い。ばれのタグをつけておく。

最後の日にはおもしれえ逸話があり、トランペットを練習して吹こうと思ったが誰もうまく老けなかった。しかたなくトランペットの音色(おんしょく)を作り、阿部がキーボードで弾いた。するとそれを見てた奥田が、お前キーボードうめえな！キーボード向いてるんじゃねえか！！と言って笑い、阿部も爆笑する。この光景はまさにシャンブルが生まれた意味=ユニコーンが再度動き始めた意味を集約していると思うんだがどうだ？

最初っからそうしときゃ良かった……
というものだ。同時に、別にトランペットじゃなくたってええやんwwwwwwwwwwという笑い飛ばしである。

この「笑い飛ばし」ってクソ重要で、プライドなんてあったって意味ねえんだよ、を示す。つまりできないことをいきなりできようとしたって何も生まれねえ。だったらものほんのトランペットなんて使わなきゃなんねえなんて拘ってねえで、有りもので代用しろ。誂え向きに阿部はプロのキーボード弾きだ。そのほうがQoLも上がるし、CDも早く生産できるよ。CDが市場に出回れば、もっと早くいろんな人のQoLもあがるだろうな。

というものだ。実際奥田がおまけDVDで言ってた気がする。昔のユニコーンだったら、誰かが「トランペットじゃなきゃ意味がねえだろ！」とかクソめんどくせえことを言ってたのだろうか？誰が言うんだろう。堀内の性格の変遷をよく知らんので堀内が言うんだろうか？今からはとても想像がつかんが……

ともあれ、最後の日が歌ってんのがマジでドントルックアップと同じことなのかどうかはわからん。奥田の死生観的に死を表現するなら最後の日がそうなのね、と思っただけのことだ。そして最後の日はステージで歌われるときのも特徴があるから明日はそれを話しましょうか……